”どこでも住む”サブスクサービスの比較

(2021/7/11 更新)

フルリモートで働き始めて、ふと「今ここに住んでいる必要がないのでは?」と思い立ち、最近話題のサブスク住居サービスを調べてみたのですが、思っていたよりも数があって決めかねているのでいっちょ比較してみようと思い、アカウントを取りました。同じくお困りの誰かの参考になればと思います。

Hafh (ハフ)

自社もしくは提携ホテル、ホステルへの宿泊が可能。最大で90日先まで宿泊可能。全国と国外の拠点範囲が広い。個室で利用できるものは”Hafhコイン”が必要な場合が多く、コインは任意の購入ができない。利用日数に応じた料金体系がある。

ADDress (アドレス)

空き家などを利用したサービス。同伴者の宿泊も可能。基本料金にプラスして専用プランが利用可能で住民票を移すことも可能。最低契約期間として3ヶ月の契約が必要。

ハンモサーフィン

空き家などを利用したサービス。施設の利用型というよりも、地域や利用者とコミュニティを形成し、作り上げるプラットフォーム的な役割を担う。単純な施設利用を目的とするには適さないかもしれない。

Hostel Life

週に5日までのプランと制限なしのプランがあり、個室プランもある。直営施設と提携施設がある。直営施設である東京の、”Little Japan”でのみ住民票の登録が可能。

XROSS HOUSE

シェアハウスのプラットフォームサイト。登録されたシェアハウスを申し込み利用できる。ドミトリーから家具付きアパートメントまでの4プランがあり、料金や設備はまちまち。

SANU 2nd Home

2021年9月以降にサービス開始。都心に自宅がある人が平日に自然の中で仕事をすることが可能。休日も利用可能だが、1泊あたり¥5,500追加で必要。初期費用なし。

HMLET

シンガポールが本拠地。日本での対応エリアは東京23区内。物件により最短で6泊~1ヶ月の最低利用泊数がある。香港とオーストラリアにも物件がある。

ホビモ

”趣味”からエリアや拠点を検索することが可能。初期費用はなく、同一月額費用で2名までの利用が可能。千葉県、神奈川県、宮崎県、高知県、静岡県に展開している。最低契約期間として3ヶ月の契約が必要。

LivingAnywhere Commons

改築した学校やキャンプ場など多様な施設を利用することが可能。拠点を共有し、地域や公的機関との共同でのプロジェクトを利用が共同で取り組むなど、居住に+αした活動が可能。1日単位や定額など柔軟な利用が可能。

unito

unito(ユニット)は、帰らない日分家賃が下がるお部屋を探せるサービス。敷金・礼金ゼロ、更新料ゼロ、退去費用ゼロで、期間中に利用しない日があれば、その日をさらに貸し出すことで料金が割引される。平日は会社の近くに、週末は郊外の自宅に、という使い方など。最低契約期間として1ヶ月の契約が必要。

urban

月に3泊から10泊に都心のホテルにワーケーションを体験できる、unitoの新しいサービス。unitoのサービスの一つで、都内での日曜日から木曜日での利用が可能。月の利用日数は最大10日。施設数が厳選されているイメージを受ける。

RESIDENCE TOKYO

東京23区内に展開するマンスリーマンション。年間契約による割引がある。物件により初期費用等が異なり、日数単位での利用も可能。最低契約期間として1ヶ月の契約が必要。

OYO LIFE

サービス終了。

まとめ

住み放題_02

今回関係サービスを調べて、サブスク式の住み放題と言っても様々な目的に応じてサービスが細分化されていると実感しました。個人的には、住居を完全に移し、全国で数ヶ月単位での移動をしたいと考えていますので、HafhやHostel Life, XROSS HOUSE の利用を検討しています。

都心にお住まいの方でリモートワークの方は、コワーキングスペースの利用もいいですが、思い切って平日は都心を離れるという選択肢もいいのではないでしょうか。


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