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私は、こんな就活にする。-ディスコジョブヨクVol.5 レポート

今回はキャリタス就活とのコラボにより6/22に開催されたオンラインイベント『ディスコジョブヨクVol.5』。ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
本記事では、どのようなイベントだったのか、どんなことを話し合ったのかなどをレポートしていきます!

(読了時間:約5分)

何故、ジョブヨクなのか。その目的とは

さて、今回のイベントは一般社団法人SoLaBoの運営する『ジョブヨク』での開催となりました。
ジョブヨクで開催されるワークショップには以下の特徴があります。

ワークショップでは、学生と社会人が混じったグループを組みます。
そこでテーマについて意見を出し合ったり、語ったりしながら、『自ら考え、自主的に仕事や社会と向き合うきっかけ』を創ります。
セッションテーマが変わるごとにグループメンバーも変わるので、より多くの学生・社会人と話すことができます!
ジョブヨクの特徴は、なんといっても、気軽に繋がれて、フラットに話せる学生と社会人の対話の場であること。

学生が就活を行なう上で、実際に働いている社会人視点での話は必要不可欠です。
『学生と社会人が混じった』『フラットな対話で』『より多くの、様々な立場・経歴の人と話せる機会がある』という特徴を持つジョブヨク。
参加者みんなが積極的に意見を出し、互いに気づきを得るのに最適な環境です。
今回のイベントでは、『採用する側』『採用される側』と対立の関係になりやすい学生と社会人が、お互い就活に対してどのような思いを抱いているのか、ということを知り、
今後の就活・キャリアデザインについて考えていくためのものにしたいという目的から、ジョブヨクの形式をとりました。

イベント内で行なったセッションは3回。グループを4~5つに分けてディスカッションを行いました。
それぞれでどんな話し合いが行われ、どのような結果となったのかを紹介していきます。

ラウンド #1『就活今昔物語』

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レポーター:ファシリテーター(大学4年生)

グループディスカッション

新しく振り分けられたグループの中で、自己紹介がてら自らの就活について発表を行いました。
ファシリテーターである私は、それぞれのグループを出たり入ったりして話を聞いていました。
グループには、就活なんて何年前だろう……という大人メンターから、まさに今、就活中!これからです!という学生メンターまで様々です。

ここで興味深かった話は、情報の探し方についてでした。
ところで、今これを読んでる学生のみなさん!就活情報はどのように集めていますか?
就活サイトへの登録、インターネット検索、大学の就活支援課、教授や同級生、先輩、OBOG訪問あたりが多いのではないでしょうか。
中でも、インターネットを使った情報収集は欠かせないのでは?
では、インターネットなしで就活できますか?

今ほどインターネットが発達していない時代は、集められる情報に限度がありました。
その世代の方からすれば、今の就活は「情報が多すぎる」という印象。
確かに、なんとなく「情報が多いな」という体感はありましたが、インターネットの有無で考えるとその差は歴然ですね。
・余計な情報が入らなかったから余計な心配がなかった(昭和~平成初期)
・日本全国様々な企業を調べられるが、情報が多すぎる(~現在)
どちらが良い・悪いというのは一概には言えませんが、この時代感は学生と社会人で大きな差がありそうです。

他にも、バブル、就職氷河期、コロナ禍という社会情勢がありました。
たくさん内定を貰えた経験がある人、経済が右肩下がりになり、安定した職、大手人気企業への集中が起こった時代を経験した人、コロナの影が就活にも、という様々な世代の社会情勢の影響が見えました。

一方、学生にとっては意外?とも思える社会人の意見も。
「企業は、少子化だから若手を採用したがっている。学生以上に、企業側が採用枠を充足できるか不安に思っている」
採用活動に不安を感じているのは学生だけじゃなかったんだ!と安堵する気持ちと、両者とも不安な採用活動って、どうなんだろう……?という気持ちが湧いてきます。

発表

グループディスカッションの後に、2つの班にまとめを発表してもらいました。そのまとめがこちら!

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発表は2班でしたが、どの班でも情報量に関しては議論されていました。
それほど、現代の情報量に就活が左右されやすいというところもあるのだと思います。

相違点と共通点を見つけ、ではどうしていけばいいのか?まできちんと考えられるのがこのジョブヨクイベント。
就活や仕事の位置づけが大切、という意見が多く出ました。

ラウンド #2『就活って、何のため?』

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レポーター:大学2年生

グループディスカッション

ラウンド2では、「就活って、何のため?」というテーマで、就活に対しての価値観などについて世代ごとの共通部分や差について話し合いました。
私のいた班では、
「そもそも仕事とは、自分が生きていくために行うことであり、どうせ仕事をするなら自分の好きなことをしたいから、その好きな仕事に就くために就活を行うのだろう」
という意見が出たり、
話し合いを行う中で生じた「就活のゴールとは?」という疑問に対して、
「あくまでも就活のゴールは内定である」
というような意見が出たりしました。

また、就活を経験してきた大人側の独特な意見として、
「就活期は、会社の偉い人に会えたり、様々な会社について知ることのできる、人生の中でも少ない貴重な期間だった」
という意見があり、学生側の私にとっては、就活に対する新しい視点を得る貴重な機会となりました。

発表

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最終的にその他の班から全体に対して共有された意見の中には、私たちの班で出たような意見の他に、就活について話し合う中で「キャリアは何か?」という新たな疑問が生じ、それに対して
「キャリアで一番大事なのはその人にとって幸せかどうかであり、就活はそのキャリアのため、すなわちその人の幸せのための手段である」
という意見がありました。

ラウンド #3『理想の就活とは?』

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レポーター:大学1年生

グループディスカッション

ラウンド3では、「理想の就活とは?」について話し合いました。
私のグループでは、社会人の方から、
「就職を一回決めると後戻りができないから不安に感じる」「就活は一発で決めないといけない」というプレッシャーは持たずに、少し軽めの気持ちで就活に挑むのもありだ
という声をいただきました。
何度の転職を経て、自分に似合う働き方を模索してきており、今になってもまだ自分ができることにチャレンジし続けている方もいらっしゃって、とても感銘を受けました。

就活は決してやらかしてはいけないことではない。
失敗してしまったらもう一度やり直せばいい。
正解を求めない就活をする。

そのような心構えを持って、日々挑戦をし続けるのが理想だという声もありました。
また、社会人の方から、「やりたいことをやる」と「できることをやる」の2択がある中で、就活では前者のやりたいことを優先すべきだという意見も。

そして自分の中で、やりたくないことを明確にすることが重要だということです。
当たり前のように聞こえる言葉ですが、改めてその意識を持って、やりたいこととやりたくないことを就活する段階で見つめ直さないと、理想の就活に至ることは難しいのではないかとのことです。

発表

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学生参加者の中で就活と最も距離が遠い1年生として、社会人や学生の先輩方からお話を聞き、とても勉強になりました。
今の段階で、すでに将来どうしてもやりたくないことに関する思いは持っているので、それを何年か先の就活まで貫き、正解を求めず、自分らしい就活をすることを理想にしたいと話しました。

まとめ

以上3つのディスカッションを通して、主催であるCOGOOも学ぶこと、今後の活動の参考になることがたくさんありました。

今回のジョブヨクは学生8人、社会人15人、合計23人にご参加いただきました。ありがとうございました!

最後に「ジョブヨクいいね!」のポーズで集合写真。

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今後も様々なイベント開催やサービスの提供を行なっていきますので、引き続きCOGOOをよろしくお願い致します!

(文責 やなぎ)

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