2020/9/6文学フリマ大阪で買えるアワノ寄稿本のご紹介
来週(2020/9/6)、OMMビル 2F BCホールにて第八回文学フリマ大阪が開催されます。
私は参加できませんが、私が書いた作品が載っている本が2種類買えますのでご紹介します。
【D-35:バイロン本社さま】吸血鬼作品集「VIAGGIO NOTTURNO」
カラー口絵4枚・小説9作、総勢12名による「吸血鬼もの」アンソロジー
別冊32p「オプショナルツアー小冊子用 吸血鬼作品集『VIAGGIO NOTTURNO』吸血鬼掌編で綴る南極、アフリカ、オーストラリア」も付属します。(分売不可)
webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka08/12886
私は、平成最後の夏に1905年9月5日に起こった日比谷焼き討ち事件の夜を回想する吸血鬼譚「鶴のゆく末」を書きました。
「鶴のゆく末」については、noteで全2回にわたって紹介しています。よろしければこちらもご参照ください。
この記事にも書いたのですが、『VIAGGIO NOTTURNO』は分冊と併せて吸血鬼譚で全大陸をカバーしているというものすごい本です。(私は日本列島ですけど……)
私はともかく、参加者さんたちがすごく豪華で、いずれも内容が濃くて素晴らしい作品ばかりなのでぜひぜひ。
同人誌に値段の話をするのは野暮だと思うんですが、これでたったの1300円だなんてお買い得としか言いようがないです。
試し読みはこちらからできます。
【E-39:碧森堂さま】民族・無国籍風ハイファンタジイアンソロジー Nova Horizonto
異世界ファンタジーといえば所謂「中世ヨーロッパ風」が主流ですが、もっと書き手一人一人の好みや性癖を魔法使いの大鍋にぶち込んで限界まで煮詰め、時には壮大、時には美麗、明日には退廃を感じさせ、昨日の郷愁を呼び覚まし、そこに住む人々に受け継がれてきたものへ魂を震わせ共鳴するような、そんな濃厚な世界を体験してみたいと思うようになりました。
この企画は、主催:久遠マリの、そういった個人的な好みから生まれたものです。
WEBカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka08/14874
16名の執筆者が書いた、よくある「中世ヨーロッパ風」ではないハイファンタジーを集めた読める鈍器。
私は「竜の灯は泥河に流れ」(りゅうのひはでいがにながれ)というお話を書きました。
本作は2020年8月29日現在ほかにはどこにも載せていないので、読むにはこちらのご本を買っていただくしかありません。
(長編に仕立て直して個人誌で出そうかなーとは思っているけど、来年以降になりそうです)
↓こんな感じのお話。
きびしくってよく燃える、いつものアワノファンタジーです。
屍竜樹と書いてネグドラディと読む、みたいなルビだらけで、主宰の久遠さんには大変お手数をおかけしました……。
いちおう私の地元愛媛県でかつて栄えた製蝋産業からインスパイアされたらしいです。
これに登場する《灯し人》ザカはアワノ男子の中でも一、二を争ういい男ではないかと思うので、そのへんもみていただければさいわいです。
通販情報
文フリ大阪に行けないよ~~!!(ぴえん)という方も、それぞれお通販でお求めいただけます。
下記リンクからどうぞ。
・吸血鬼作品集「VIAGGIO NOTTURNO」
・民族・無国籍風ハイファンタジイアンソロジー Nova Horizonto
文フリ大阪に参加されるみなさまの中には、このようなご時世でいろいろ心配なこともおありかもしれませんが、せっかくのイベントですし、気をつけるべきところは気をつけていただいて、どうぞ楽しんできてくださいませ。
ご盛会をお祈りしております。
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