見出し画像

勝手にチャレンジ1000 0104 ショーン・タン「いぬ」

 以前、A・マッソの加納さんが紹介していた、ショーン・タンの「セミ」を買いに本屋に行って、「いぬ」も買ってしまう。

「セミ」は、ちょっとシニカルだけど、「いぬ」は、犬と人間の長い関わりが、静かに、熱く、ストレートに胸に迫る作品だった。絵本の力と言うものを久々に感じた。
  
 夜、くりのすけと庭に出る。
 くりが、セミの脱け殻を見つけた。ベランダの隅の乾いたところにいつまでも残っていた脱け殻だ。くりは草とか花とかをかじったりするし、手頃な石ころなんかをあめ玉のようにカラカラと口のなかで転がして遊んだりするのだが、ちょっと嗅いで歯をあててみたが、お気に召さなかったようで、ぷいっと頭を上げるとまた歩き始めた。良く乾いているし、クリスピーな感じでくしゅくしゅっとたべてしまうか、と思ったのに意外だった。まあ、もちろん拾い食いはしない方が良いのだけれど。

 我が家の「セミ」と「いぬ」の話しでした。
 しかし、くりちゃん、ちょっと長すぎないか?
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?