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よく知らないなりに思った日韓の歌謡界の違い

《歌謡界》って・・・表現が昭和?🥹
今は何て言うのでしょうか?
こんなことを言っている段階で知らなさすぎる⁈


数か月前、韓国で《韓日歌王戦》という番組が放送されて、まぁまぁ人気があったようです

日韓共にいわゆる演歌(韓国では”トロット”)やバラードジャンルに入る歌手の人達が歌を披露する歌番組をYouTubeでたまたま観て思うことがあったので
今回はそのことに触れてみようと思います


日本の歌謡界
私がわかるのはせいぜい1960年代以降
昭和の歌謡曲

演歌については正直、今でもあまり興味がないので、語ることは出来ません

今思えば、まさしくJ-POPの先駆けと表現するのに相応しい?《沢田研二さん》
彼の歌やその演出
その頃はとても斬新だったと思います
今聴いても見ても「ちょっと違う」感じがします

タバコをふかしながら歌ったり
パラシュートを背中に背負って歌ったり

最近の沢田研二さんは
お歳を取られたので正直…
(あくまで私個人の意見です、お察しください)

イケメンだし、セクシーだし
と幼心にも感じていました


その後《スター誕生》《ホリプロスカウトキャラバン》など公開オーディション番組から
《アイドル》というポジションの10代の歌手が続々と出てきて
フォークソング、ニューミュージック、ロック
R&B、バラード、ラップなど
ジャンルも年代も幅広い日本歌謡界が確立されてきた今日(こんにち)だと思います


今のご時世、テレビだけではなく
YouTubeやTikTokなど
誰でも自由に個人を表現出来るツールが
増えて音楽のジャンルもそれに伴い
「この人の音楽は何に属するの?」か
私にはもうさっぱり分かりません😵‍💫

子供の頃は歌謡曲
中高生の頃はアイドルや洋楽
社会人になってからはそれまでのように
音楽自体を聴かなくなって

30を過ぎた頃には
「ついていけてないなぁ」と気づき
日本の歌謡曲と疎遠になり
そして、30代後半以降は
K-POPが流れ込んできました


そのK-POPが日本の歌謡界を変えるほどの
影響を与えるとは想像できるはずもなく
私個人の感想としては
「やられてしまった」という感じ

日本の歌手の海外進出はことごとく
失敗に終わっていたと思いますし
韓国への進出などなかったと思います
(私が知らないだけかもしれませんが)
それは1990年代末頃まで
韓国では日本の音楽を聴くことを
規制されていたからという事情もあったので
仕方がないことですが

ところが、そのK-POPが入ってきたより以前に
韓国の男性歌手の方が日本でデビューをして
歌もその当時ヒットしていました
《チョー・ヨンピルさん》の
♪釜山港へ帰れ♪…しか私は知りません😅
(めちゃめちゃヒットしたので知っている)

その後、女性歌手《ケイ・ウンスクさん》
♪すずめの涙♪…は知っています
とてもハスキーボイスで日本語で歌われていて
日本の演歌歌手とはまた違うイメージが
印象に残っている方です

と、こうして日本が自由だからゆえの事では
あるもののK-POPに押され気味なのは
認めざるを得ないと思います

日本の《アイドル》文化が結果として
今の歌謡界を作ってしまったのかな?と思い
これも私個人の感想ですが
昭和の歌謡界は全体的に歌が上手だったと思います

いつの日からか
それが”少しずつ違う方向に向いてしまった”というか
「歌で皆を感動させる、元気にさせる…」というより
「ビジュアルや笑顔で元気を与える」方が主流になってしまったような気がしています

決してどちらが良い悪いという話ではありませんが


日本とは違い
韓国の歌謡界、俗にいうK- POP界は
歌・ダンスを仕上げてこそ
《歌手》というスタンス
K-POP以外のジャンルの方ももちろん
さすが《歌手!》です
歌手の方々は、皆さん歌だけではなく
演技も上手だったりK-POP系ではなくても
ダンスが上手だったりと
《歌手》なだけではない韓国歌謡界のイメージ

《アイドル》は、歌・ダンスを主に
バラエティー番組はもちろん
ドラマで役者としても活躍をしていて
しかも私が色々と見ている感想としては
《アイドル》でなくなっても、潰しがきく
どれも同じように《芸能》としてこなしているということです
現に《アイドル》に見切りをつけて俳優に転身した人たちが結構いますし
歌っているより、バラエティ出演の方が多い人もいます


日本の《アイドル》は…
あくまで想像ですが《コンセプト》に従って
こなしているような感覚でしか私には
見えてきません

本当はもっと歌える、踊れる、演じれる
《芸能(力)》があるのに
あくまでも"職業"といった感じがします
確かに一つの"職業"と言えると思いますが
職業=仕事ならば、なおさら…と思う部分も
あると思います

結果、昨今はK-POPに押されて
「K-POPアイドルになりたい」と
いう若い子たちが日本離れをしてしまっている状態

最近の日本歌謡界は韓国歌謡界のマネごとが
増えてきているように思います
「ファンミーティング」?
「コンサート・ライブ」のことですよね?

「ショーケース」って
「新曲の発表」のことですよね?

人気が韓国寄りになっていることに対する
危機感的なことは、そこじゃないと思います


《日本歌謡界》と《韓国歌謡界》の違い
私が個人的に思うこととしては

1.《歌手》としての歌の上手さ
2.歌以外の《芸能力》の違い
3.歌番組の数
4.歌のジャンル
5.ファンとの距離感
6.《歌手》になるまでのシステムの違い

具体的にどう違うと思うかは、別の機会に個々について投稿出来ればと思っています


最近、ようやくJ-POPも韓国で
流行しているので
この波に上手く乗って
続いていくことを願います

数年、数十年前から
たくさんのドラマや歌を
お互いリメイクやカバーして
今日まで来ているので
これからもただの"マネ"ではなく
本質的な部分で両国がお互いを
認め、尊重し、刺激し合って
高めていけたら良いのかなと思います













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