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地方創生のカギは『楽しさとファンの融合』記憶に残り、暮らしの一部になるために。
ISSMD2022(2022.2.12-13開催)国際シンポジウムについて
東京大学国際オープンイノベーション機構、関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構主催の、ISSMD2022~第4回 国際シンポジウム:データ市場におけるソシオネットワーク戦略~に、パネルディスカッションのパネラーとして参加させていただきました。2019年から開催されている、社会における「繋がり」と「データ」によるイノベーションの創出を目指した国際シンポジウムです。
第4回目となる今回のテーマは、「楽しさとファンの融合による地域コミュニティイノベーション」。和歌山県白浜町・田辺市において、地域/コミュニティの社会イノベーション創出のための「楽しさ(fun)」とその地域/コミュニティの「ファン(fan)」を作り、巻き込んでいく力について議論することを目指しています。
東京を拠点として「楽しい、気持ちがいい、おもしろい趣味の体験から、エシカル消費を推進する」という活動をしている趣味なびエシカル消費推進部と、和歌山を拠点として熊野の山林課題の再生に取り組むBokuMoku榎本さんで『「FUN」から始まる未来への活動』をテーマにディスカッションさせていただきました。
データについては門外漢ですが、「繋がり」を作ること、「FUN」から「FAN」を生みだすことはやってきていたと自負しています。
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緊張&限られた時間で、すぐに動き出せる発見を生み出すところまではいけなかったのですが、BokuMokuの活動を全国のお教室コミュニティへ広めることは確実に出来るのと、広めただけではなく新しい取組、継続性のある仕組みを作っていける道がぜったいあるはずだ、という確信に近いものを感じています。これをスタートとして、深堀していきます。
それにしても日本の最高学府東京大学は、高校の部活(水泳部)で冬の間、週1でプールを借りていた以外足を踏み入れたことがなかった、雲の上の世界。30代も終盤に、ご一緒できる日が来るだなんて光栄でなりません。
楽しさがファンを作るを会場で実演。和歌山の魅力を伝達するサステナブルワークショップを実施
シンポジウムの開催と合わせて、開場であるホテルシーモアのロビーにて、2種類のワークショップを実施しました。
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72603076/picture_pc_073fd1f4ff1cd128e38c6e8b7df4d7d6.jpg?width=1200)
■和歌山県産アロマを使用したサステナブルクレイグッズワークショップ
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![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72603163/picture_pc_54c2f6feda0a4bf97e984e15dbd9cf65.jpg?width=1200)
地球の恵みであるクレイ(泥)を活用し、海に流しても地球に還る、地球にも人にも優しい石鹸などを作りました。赤ちゃんから使える安全性の高いクレイを使っているのでお子様連れも安心。和歌山県産のアロマで香りづけして、美しい白浜の海に相応しい、サステナブルなクレイグッズをお土産に。コロナ禍ということもあってか、クレイハンドサニタイザー(手指消毒液)が大人気でした。
■虫食いも個性!あかね材を活用したマイ箸作りワークショップ
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72603422/picture_pc_a05a2c51e149396d6fb70895802e4345.jpeg?width=1200)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72603478/picture_pc_03c53b6a068b650c6d52db0331a17cdb.jpg?width=1200)
BokuMokuのあかね材を用いた、マイ箸作りワークショップです。「つくることで山を思い、つくつことで山を守る」がコンセプト。カッターを使って、好みの太さ・角度に削っていくので、小学生以上のお子さんからを対象にご参加いただきました。Bokumoku榎本さんの熱い想いを聞きながら、もくもくと削り、やすりをかける参加者のみなさん。30分の想定が、みなさん45分近く没頭されていました。
5年後も10年後もきっと覚えていてくれる
3歳の女の子とママのコメント「白浜の綺麗な海と、サステナブル石鹸最高のセットですね!2個作ったから、おばあちゃんに1個お土産にします!」
bokumokuの榎本さんへ後日届いた参加者の男性からメッセージの概要「妻の誕生日に白浜に来て、ホテルのロビーでたまたま見てワークショップに参加しました。とても良い記念になりました。妻は家に帰ってからも一生懸命お箸にやすりをかけています。ありがとうご。いました。これからも応援しています!」
他にも、私たちの想いをしっかりと理解してくれている、いろいろな感想の声をいただいて、ワークショップを運営しながらしばしば熱いものがこみ上げました。
ワークショップに参加した方々は、日常に戻っても、お箸や石鹸を使いながら暮らしの中で白浜を思い出してくれると信じています。
そして、きっと、5年後も10年後も、細かいことは覚えていなくても、「あとのき白浜のホテルで作ったよね」という楽かった記憶は残ると思っています。そのなんか楽しかった、なんだかあたたかい良い思い出、というのってすごく大事な『関係人口』なのではないかと思います。
これからも私が、継続的に白浜と、bokumokuと繋がっていくには?
夏休みは毎年ビーチリゾートと決めていて、沖縄、グアム、サイパンあたりをぐるぐるまわっていたここ約10年。今回白浜に来てまず海の美しさに驚きました。ずっと見ていたいくらい、きれいなブルーオーシャン。
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海も、空も、真っ青で、あまりの綺麗さに、しばし見とれました。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72604008/picture_pc_94f48854606d58beee08128221cff434.jpg?width=1200)
今の今まで知らずにいたことが悔やまれます。そしてせっかく出会うことが出来たこの土地と、Bokumoku榎本さんと、これからも繋がっていたい。旅行などで行くのはもちろんだけど、飛行機代それなりにかかるし(JALだけだし)、日々の暮らしの中で関わっていく方法ってないのかな。
個人的には、白浜の、BokuMokuの一ファンとして、旅行へ行ったり活動に参加したりできる機会を虎視眈々と狙うのと、日常の暮らしの中で「白浜産」「あかね材」を積極的に探して取り入れることをしていきたいと思う。
趣味なびエシカル消費推進部としては。全国の趣味コミュニティに白浜の魅力・BokuMokuの活動を広めることをフックに、全国の教室をハブとして、個人に対して、企業に対して広め、たくさんの繋がりを作り出すことが出来るはず。(いったんもろもろのリソース問題は置いておいて)この繋がりによって生まれる、新たなコラボレーションや、新しいニーズの発見は、データ活用によって、今後どう拡大すべきか、どう広がるかが見いだせるのかもしれません。
チームISSMD(僭越ながら勝手にチームと言っています)として、これからも地域の未来を創造できればと思います。
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