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発達障害の長男のために 幼稚園を選ぶころ

こんにちは(^^

今日は、発達障害のある 長男 T の、幼稚園を選んでいたころの記憶を、思い出しながら綴ります。2003~4年です。

これまで私の note では「自閉症、自閉傾向、ADHD傾向」の診断名、単語名が出てきました。それらを全てひっくるめて「発達障害」「広汎性発達障害」という呼び方をします。

※ 定義の参考、文部科学省の「主な発達障害」のサイトにリンクします。
※ 最初に「精神遅滞」とも診断ありましたが、知的障害の意味合いで、発達障害とは区別されます。

児童相談所で行われている週1回の「療育サロン」に通っているころ。親を支援するスタッフから「幼稚園」に通う選択肢を教えていただきます。

次の学年も「療育サロン」に通う選択肢はあるのですが、本人の発達を促す観点から、一般的な環境、他の幼児のいる集団の中でこそ伸びるケースもある...とのお話を伺います。

T の場合は、人見知りが少なかったので、一般的な集団が良いのではないか...とのご意見です。そこで、夫と相談。秋以降、幼稚園を探し始めています。

毎日 通うことを考え、近隣の幼稚園から順次 見学。夫の卒園した幼稚園を含む複数の園では、体験時の T の様子から「申し訳ないのですが...」と断られています。

その後は「発達に心配のあるお子さん歓迎」と銘打っている園を2つほど見学。一つは、かなり遠方のマンモス園。見学のとき歓迎してくれましたが、T はお客さんになるなぁ...という印象です。

もう一つは、夫側の菩提寺が運営していた お寺にある幼稚園。住職が園長先生で、親の面談で通されたソファーは、使い込まれ擦れています。とても地味な印象でしたが「ぜひ、うちで預からせてください」と言われた時には、夫婦で感謝の気持ちから泣きました。

このころ、夫と話していたことで印象に残っているのは「T は、うちの子で良かったよ。俺が働けば食っていける。」「うちを選んで来たんだよ、きっと。」という肯定的な言葉です。

夫は今でいう「昭和パパ」で、モーレツ仕事人間...💦 決して器用ではないし、家事手伝いもそれほど...(汗)。私は、比較的とろくさいけれど家事全般が好きで幸せ。そこに、多動全開の T が誕生。

だから、わが家の夫婦の場合は、働く夫&子育て専門の私...という典型的な役割分担制で お互いにOK...という家族の形で落ち着いていきます。

そして冬。北海道では公園ジプシーが難しい季節です。このころ「おもちゃ図書館」を知ります。会場の開いている日時に合わせて、ボランティアのいる安全な空間で、たっぷり遊ばせたり、購入するには値段の張る大型の玩具を借りたり...めいっぱい利用させていただきました。

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そのお気持ちが、もう嬉しいです♡ お互い幸せに、栄えていきましょうね(^^