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校区の 公立小学校 を見学した感触

こんにちは(^^

今日は、発達障害のある長男 T が、年中の秋、居住校区の公立 S 小学校を見学した時のことを、思い出しながら綴ります。2005年 秋~の内容です。

当時 T は、私立幼稚園の 年中組(通常クラス)在籍で 5才。この幼稚園から、同じ小学校への進学者は、誰もいない状況でした。

クラスメイトの大半は「ことばの教室」で通っている小学校か、隣の校区の小学校へ進学。わが家は、もう二つほど離れた小学校です。

児童相談所内の「親のみグループ」で、地域の状況は少し学習していて、校区の S 小学校には「特殊学級(当時の名称)」が開設されていないことを理解しています。

このころが名称の過渡期、法令・宣言等により「特殊学校」→「特別支援学校」、「特殊学級」→「特別支援学級」の呼び名へ随時変更しています。
引用リンク先 p6表より

居住地域の小学校は、どんな雰囲気なのか。T の育ちでついて行けるのか...など、色々と考えて不安だった私は、夫にも相談。

校区の S 小学校へ直接 電話連絡をして、個別の見学と進学相談の時間を、取っていただきました。

夫と T も連れて伺った、初めての S 小学校。夫が小学生のころに建設中で、義弟が最初の卒業生です。

たぶん、総務の先生(当時)が校内を案内してくれて、個別相談は校長室で、私たち夫婦と T、そして校長先生と総務の先生。30分ほどの、ざっくばらんな面談でした。

その時の T の様子。楽しそうでしたが落ち着きがなくて勝手に動いてしまう様子や、他者(先生方)からの指示が通らないこと...などを、校長先生は、和やかですが、とても冷静に見ていらっしゃるご様子でした。

わが家からは、この小学校に進学させるにあたり「支援学級の開設」を、お願いしようと考えていること を、お伝えしています。校長先生には、開設するために必要な手続き方法を伺っています。

校長先生からは、地元の教育委員会へ「開設願」を届け出る必要があること...など、必要な用件を、正確に教えていただきました。

それと同時に「障がい枠の校区では隣校で、古くからの学級があり、とても良い学校ですよ」「 T くんの健やかな成長には、そちらが宜しいのではないでしょうか」「当校には現在、空き教室がなくて設置が難しい」「教室に水道設備がないため難しい...」といった、やんわりとお断りの言葉が、様々に何度も出ていました。

個別相談が終わった、帰り道。

夫と顔を見合わせて...「あまり、お呼びでない感じだったね」「残念だけれど、そうだね」と、お互いの受け取った感覚を、確認しあっています。

これが、年中の 秋 です。

もしかするとリサーチに動くのが、ちょっと早すぎたのかもしれません💦。年長頃の T は、更に理解力が伸びて、指示が入るように育っています。

この体験から「小学校 選び」という新たな課題へ向き合うことになります。そして、小学生(集団生活)には、どんな能力が必要なのか...を考えて、その能力を意図的に育むには...と考えるようになりました。

最後に、この校長先生。とても能力のある校長先生でした。後に次男は、この小学校へ入学。周囲の先輩保護者に伺うと、退職されているのに評判は非常に良く、教育関係で表彰されていました。小学校内に「地域開放図書館の設置」など、別方面で功績のある方でした。

当時の受け入れに対する状況を、うやむやにせず正直に仰って下さったことは、ある意味、愛情だったのかな...と受け止めています。

追記:発達屋トミさん✨に、この記事を話題にしていただきました、ありがとうございます(^^

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