見出し画像

職場でのわかりあえなさ

こんにちは。よこです。

気づきを得れる本に出合ったので本の紹介を。仕事やプライベートで他者との関係で悩むことがある人には読んでほしい本です。

知識として正しいことと実践との間には大きな隔たりがある

 みなさんは人と話をしていて、「言っていることが正しいことはわかるけど、そういうことではないんだ。」と感じたこと、あるいはそう相手に感じさせてしまったことはありませんか?

 私は管理栄養士として病院で勤務していますが、患者に対してそう思わせてしまったことも、同僚と話していてそう感じたこともあります。

 科学的に正しい、理論は通っている、でもこの現状にはそう簡単に当てはまらないんだよ。そのような葛藤で悩むことは誰しもが一度は経験しているのではないでしょうか。

 この本では、既存の方法で解決できる問題のことを「技術的問題」(technical problem)と呼ぶのに対し、このような問題のことを既存の方法で一方的に解決ができない複雑で困難な問題「適応課題」(adaptive challenge)と定義しています。そして、適応課題は「こうするほうが合理的だ」と主張しても解決せず、変化がもたらす恐れを相手が乗り越えることを可能にしていかなければ、物事が先に進みません。

適応課題は解決できる

 日常的に遭遇するそのようなシチュエーションに対して、相手が受け入れないから(あるいはこっちの事情をわかっていないから)という理由で放置していないでしょうか。

 この適応課題を解く方法をこの本では紹介しています。キーワードは「対話」=「新しい関係性の構築」です。これ以上話すと長くなりますし、本書がわかりやすく紐解いているのでこの辺で。


 仕事やプライベートで「わかりあえないな」と感じる場面で悩んでいる方、この本を手に取って読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?