連休を満喫

春の大型連休。会社のカレンダー上、11連休という本当に大型な連休だった。
しかし、夫も子供も間の平日は仕事、学校だ。
なので、どーんと長旅するわけにもいかず、平日はちょこまか動き回った。
朝は登校を渋る子供を説得した。この3日限定で学校までついて行くこともできるよ?!と提案すると、見事に首を横に振られた。
子供は子供なりにプライドがあり、学校までお母さんが着いてくるのは恥ずかしい!と思ったらしい。だが、最終日の前夜に他のお母さんだって付いていくことがあるんだよ?と話すとあっさり、ならオッケーと了承を得た。
登校班の集合場所では少しぎこちないのに、歩き始めた途端に子供達がリラックスモードに変わるのが分かった。
親が居る場所と子供メインの場所という差があるのだろう。
6年生男子とは、話せないんだろうと思っていたが、よく喋る。見た目とのギャップを感じながら、こちらも楽しく話し、それを感じ取った我が子もそれはそれは楽しそうに会話に入ってきた。
総じて、こんな風に登校してるんだなーと分かったのはとても良かった。

平日3日間を過ごして、そこから3日は実家へ。
父が昨年末に亡くなり、雪深い土地ゆえに納骨がこの時期になった。
普段、忙しさの中で父が亡くなったことをじっくり考えることはないが、この時ばかりは父をたくさん感じた。生前、とても精力的に社会貢献した一方で、家族にとっては、嘘でも良い「お父さん」ではなかった父。だが、何がそうさせるのかは分からないが、憎めない父だった。社会的に成したことの大きさと、家族への不器用さのギャップが人間らしさを感じたのかな。
父が最期に遺してくれた、田舎の休憩スペースでゆったりとした時間を過ごせて、2泊3日という短い時間の中でもたっぷりリラックスさせてもらった。
夫もゆっくり過ごせたようで、普段はやることが多すぎて、睡眠も少なめだが、たっぷり眠り、たっぷり食べたことで、ぷくぷく一重がより一層のぷくぷくになって帰ってきた。
子もとことん遊び、ノンストレスの中で過ごせたようだった。

最終日はゆっくりと。
夕方に家の前で遊んでいると、子供の学童のお友達と出会って、遊んだ。そして、さらにその子の友達とも知り合った。
保育園の時には出会うことがなかった子供達だが、我が子が小学生になったことで、この家にも小学生がいたのだなと新しいコミュニティが広がる。
不思議だな、面白いなと思った。

夫も子も、仕事したくなーい、学校行きたくなーいと言いながら眠っていった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?