1人で眠れた夜

学童から習い事に行ってからの帰宅。
とても寒かったので、夕飯の前にお風呂に入った。

学校や学童での様子を聞きたすぎて、子供に質問するが、あやふやな回答ばかり。
ヤキモキする〜。
きっと子供は、自分が見た世界をなぜ母がそんなに知りたがっているのか分からないだろう。
私もかつて子供の頃はそうだったし。

落ち着いてからランドセルを開けると、学校に置いて帰ってもいい教科書が一つ入っていた。大好きな音楽の教科書。ゆっくり読みたかったから持って帰ったのだそう。そうかそうか。ならばゆっくり読みなよ。

ところで、昨日、お母さんが仕込んでおいた学校に置いて帰っていいものリストはどうだったか確認したところ、どうもなにも、いらない。との答え。

承知した笑
母はいろいろ考えて、忘れないように!と思って書いたけど、子は自分で判断出来ると言っている。なので、今後はおせっかいリストは書くのは無しにしよう。

夕飯を食べて、寝る前にいろいろ遊ぶ。
学校に行き、学童に行き、習い事もある。帰ってから明日の支度もあるし、あっという間に寝る時間が来るけど、少しでも自分の世界に没頭出来る時間を作ってあげたい。
今日は室内野球で盛り上がった。子供が自由に考え、思いつきでどんどん追加されていくルールは、他人とは共有できないかもしれないけど、母と2人なら存分にどうぞと付き合った。

時は過ぎ、そろそろ寝る時間だ。
子供はリビングでは絶対に眠気を見せない。
でもそろそろ寝る準備しようか。と歯磨きをし部屋に上がる。そのタイミングで限界が来ていることを自覚するらしい。

お母さん、私寝てるから明日読むためのお手紙を書いて。

と要望してきた。
お、1人で眠るのか?この眠気の狭間に見せた新たな挑戦を応援すべく、手紙を書くためにリビングに降りた。

5分くらいで手紙を書き、様子を見に行くと、すでに眠っていた。

あなたは限界まで遊んで、ただ眠くて眠くて、寝落ちしただけかもしれないけど、夜に1人で眠ったのは今日が初めてなんだよ。

スヤスヤ眠る子のほっぺにチューして降りた。

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