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三砂ちづるさんのおむつなし育児をよんで

おむつなし育児は(まだ)実践していませんが

(来年の夏、田舎の実家でやりたいなと他力本願で計画中笑)

三砂ちづるさんを知れて、その文章を読めた時間が、とっても癒しとなりました。



好きだなぁと思ったところ。


親子でぼーっとまどろむ時間「意味なき時間」が人間の豊かさにつながり、それがないと人間の生涯はすべて「発達心理学のいう意味だらけ」になってしまう。

生きるために必要なおっぱいと排泄だけに親が気をつかっている時間が必要ではないか。ぼんやりとした時間を一緒に過ごした事自体が、言葉にならない豊かさとして記憶される。


上記の大切さを知るための「おむつなし育児」。

将来なにか良いことがあるからやる訳ではなく、見返りを求めず、今を明るく、たのしくするもの。

おむつを履いて排泄することを想像してみる。気持ちいい訳ではないはず。大人も赤ちゃんもいっしょ。おしっこやうんちをトイレに解放してあげることの気持ちよさ、スッキリする気分を知れば、赤ちゃんもおむつなしを好んでくれる。産まれた時から四六時中履きっぱなしのおむつが無くなることに抵抗があるだけ。


おむつをしない??

はじめは疑問というか、大丈夫?垂れ流し?かわいそう?と思ったが、読んでみると全くそんな事はなくて、むしろ赤ちゃんのことを赤ちゃんの心の声をきいてあげることを大事に考えたやり方だなと思った。

自分が勝手に知らぬうちに持っているイメージが塗り替わることが多々ある育児。

人間本来の姿、本質を思い出す工程を取れているようで嬉しい。








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