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障害者枠で生きていくなら、幸せを見つめ直すこと
前回「障害者雇用を選ぶ時点で、「外れた人生のレールから戻りたい」という希望は捨てなければなりません」と書きました。
これについて今回詳しく触れようと思います。
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まず前提として…
障害者手帳の取得は自由です。
※ここでは精神障害者保健福祉手帳に限って話をします。療育や身体は詳しくないので…
うつ病でも、障害者手帳は取得できます。
初診から1年半が経てば、申請したら貰うことができます。(等級に関しては審査で決まります)
仮に僕と同じような状況の人であっても、「私は障害者として生きていく」と決めたら障害者手帳は貰えるし、
「そんなレッテル貼られたくない。国からの支援はいらない」というなら、それでもいいわけです。
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ということで、障害者手帳を取得し、障害者雇用で働くことを決めたなら…
「幸せ」の基準を変える必要がある
このように思います。
どういうことか?
・出世する
・高年収
・マイホーム、マイカー
人生のレールの象徴とも言えるこれらを「幸せ」だと思うなら…潔く諦めたほうがいいです。
もしこれらを望むなら、手帳を返納してクローズ就労で頑張るしかないです。
障害者雇用は一般採用と比べて、給料がビビるほど安い。僕なんかよりアルバイトしてる大学生のほうがよっぽど稼ぎいいです。
(うちの就労移行支援の障害者枠の40代職員は、新卒の初任給より全然安いと話していました)
上のリストに「結婚」は除きましたが…これも正直難しくなると思います。まあ本人や環境次第のところもありますが…現実というものもあります。
じゃあどうすればいいのか。
他人が決めた幸せじゃなくて、自分が決めた幸せに向かうことです。
家建てたら幸せ?
年収1000万あれば幸せ?
結婚できたら幸せ?
…そんなことないですよね。結婚って全然ゴールじゃないでしょう。
誰が決めたか知らないけど、僕も病む前は盲目的に、無思考でそれを信じていました。
人生の、男としてのランクみたいに思っていました。
それが年収どころか仕事すらなくなって、夢破れて…そこで「本当の幸せとは何か」と考えるようになりました。
結果、
万年実家暮らしでも、月から金まで「嫌だ嫌だ」と言いながら働くんじゃなくて、休みの日は寝るだけじゃなくて趣味を楽しめて、心身おかしくなるくらいのプレッシャーから解放されて、最低限生きていけるだけのお金があれば、それで十分幸せだなと。
これが僕の出した幸せの答えです。
僕は今、まあまあ幸せです。
でも彼女は欲しいから最近ペアーズ頑張ってます。苦笑
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