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生きてるだけでエラい?→「ハッピー」なんだ!

「生きてるだけでエラい」

じゃあ生きられなかった人はどうなの?
えらくないの?ダメなの??

こう僕は思います。

自分を認めてあげるための言葉というのは重々承知です。
だけど、「生きてるだけでエラい」というフレーズにどこか違和感を覚えるのです。

コウペンちゃんみたいな「無理しなかったんだね、えらいね」「ゆっくり休めたね、えらいね」という肯定ならまだいいんですが…(子供だましみたいで好きになれないけど)

個人的には「これでいいのだ」でいいんじゃないかなぁと思っています。バカボンのパパみたいに。思うようにいかなくても「これでいいのだ」と。

生きてるだけでエラい? じゃあ生きられなかった人はどうなんだよ!!

…と発信したところ、ツイッターのフォロワーさんからこんなコメントをもらいました。

わかる。生きてることは「ハッピー」なんだと思う

これだ!!

めっちゃビビッときました。
「エラい」に替わる言い回しが自分の中で見つからなかったんですが、最適解が見つかったような気がします。

「生きてるだけでハッピー」

反対に人が亡くなったことを不幸というし、「エラい」よりは言葉として成立してる感はあります。(死ぬことは本当に「不幸」なのか、という疑問はありますがそこはおいときます)

「生きてるだけでエラい」

褒めてくれる人なんて誰もいない。なら自分が自分を褒めるしかない。
そういう自己肯定としてのフレーズとして使うことは分かるし、大切なことです。否定することはしません。

けどやっぱり、違和感はあります。
生きられなかった人、自ら命を絶ってしまった人のことがおざなりになっている気がするのです。生きられなかった人にも尊厳はあるはずです。

生きていられることは、ハッピーである

すごく大事にしたい言葉だと思います。

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