織田信長(おだのぶなが)と金平糖(こんぺいとう) その1(全2回)


ポンと昔のことだよ。
ほんと本当のことなんだ。

戦国時代の武将で有名な、織田信長(おだのぶなが)のお殿さまがね、プレゼントに金平糖(こんぺいとう)を貰ったというお話だよ。

織田信長は1560年に、桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)で今川義元(いまがわよしもと)を倒した後、領地を広げるために、あちこちで戦いを続けていたんだよ。で、とうとう京都へ上ることができたんだ。上洛(じょうらく)できたんだね。

その頃、日本に外国人がやってきていたんだ。ビックリだよね。ポルトガル人のフロイスっていう宣教師(せんきょうし)が来ていたんだ。ポルトガルっていう国は、今だって飛行機でなきゃ行けないくらい遠い遠い国だよ。ヨーロッパという所、お菓子の美味しいフランスとか、サッカーが強いスペインとか、スパゲッティで有名なイタリアなんて国のそばにあるんだよ。戦国時代は飛行機もないのだから、船に乗って何か月もかけて、この日本にやってきていたんだね。宣教師というのはね、キリスト教と言われる宗教を外国に広めることをお仕事としている人たちのことを言うよ。キリスト教ってのはね、紀元前4年の12月25日、今から2000年くらい前の、イスラエルっていう国で生まれた神さまの教えのことを言うよ。ほら、その神さまのお誕生日がクリスマスなんだ。その主キリストという神さまはね、良い教えをたくさん残しているんだよ。

今日はここまで、また明日。ポン!

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