見出し画像

水戸黄門様とラーメン(その4 全4回)

光圀公が教えてもらった麺はレンコンの粉と小麦粉と水で作ったよね。ラーメンの麺と言うのには現代ではかん水と言って塩水のような物を使っているんだって。このかん水を使わないと味とか色とかコシとかが違うんだってさ。

そんなわけで朱舜水先生から教えてもらった時の者は中国風おうどんみたいだったのかもしれないね。

そして、この朱舜水先生はラーメンだけじゃ無いんだよ。日本に色んな事を教えてくれた人さ。新しい農業のやり方とかお薬になる草花の事なんかを教えてくれたんだって。今でも東京の東京ドームのそばにある小石川後楽園の植物園は光圀公が朱先生にお願いして水戸藩上屋敷内に作ったものなんだって。すごいね。今から400年も前に作ったものが未だにちゃんと残っているんだなんてね。

そして日本で最初にラーメンを出したお店は明治三年(1870年)に横浜に出来た中華料理店だったって。明治十七年(1884年)函館の中華料理店「ヨウワケン」ではね南京そば15せんがあったってよ。ラーメンの事だよ。今にしたら1杯3000円くらいになっちゃうって。1910年には東京浅草に来々軒と言う中華料理店が出来たよ。ラーメンを「志那しなそば」と言ってね1杯6銭今なら500円くらいだったって。

さあ、寒いから熱々のラーメンを食べに行ってこようか。雷紋も見つけてみてね。どんなラーメンが好きかな。

最後まで読んでくれてありがとう、ポン!

#日本史 #江戸時代 #ラーメン #水戸黄門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?