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三種の神器(その1 全2回)
今日はね、三種の神器のお話だよ。
ポンと昔。三種の神器って、皇室に代々伝わる鏡と剣と玉のこと。
これを持っている人が天皇で、三種の神器は天皇『王権』の印なんだって。これを正しくいうと『八咫鏡』『天叢雲「草なぎ」の剣』『八尺瓊勾玉』というんだって。
この三つには大切なお話が伝えられているんだよ
ずうっとずっとずっと昔のこと。
太陽の神様の天照大神は、あるとき、乱暴でいたずらばかりしている弟の須佐之男命に怒って、天岩戸の中にこもってしまったんだ。太陽の神様だったからこの世は真っ暗な暗闇になっちゃった。困った神様たちはいろんなアイデアを出して天照大神を何とか外へつれだそうとしたんだ。
そこで、隠れている岩戸の前にあるさかきの木に作った八咫鏡と八尺瓊勾玉をぶら下げて、そこで面白いおどりを踊っての大パーティーを開いたんだよ。
セクシーなおどりだったから神様たちは大盛り上がりさ。やんややんやの大騒ぎ。何かしらと扉をちょっと開けた時、力持ちの神様がドーンと扉を開けてしまったから、天照大神の姿が現れて世界中が明るくなったんだ。こうして天照大神を呼び出すことのできた鏡と玉は不思議な力があるということで天照大神の物となっていったんだ。
今日はここまで、読んでくれてありがとう!続きは明日のお楽しみ!お休み、ポン!
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