【考え事】大きな石
■ 新年度
いよいよ新年度ですね。普段の4月はすごいフレッシュな気分になるのですが、今年ばかりは奴のせいで全然フレッシュな気分に全然なれません。。。本当に早く終わって欲しい。。エイプリルフールでドカンと狙うような雰囲気でもないので、新社会人へ向けたメッセージを一つ書こうと思います。
■ 大きな壺の話
こちらの動画をご覧ください。
日本では「大きな壺の話」のような呼び方をされています。もともとはどこかの大学教授が学生に話した話のようです。
簡単に解説すると、最初に空っぽの大きな壺があって、そこにまず石を入れます。石で一杯になった後に教授は、「この壺は一杯だろうか?」と質問します。学生はもちろん、「はい、一杯です。」と答えます。
しかし教授は次に小さな砂利を取り出して、ザラザラと壺に入れていきます。つぼに砂利をいっぱいに入れて、再び「壺は、一杯になっただろうか」と問いました。学生が「いいえ。違うと思います。」と答えると教授は「そのとおりだ」と言い、さらに粒が小さな砂を注ぎます。
砂で一杯になってもう一度同じ質問をして、次は水を取り出します。水で壺は一杯になりました。
最後に教授は「何が言いたいかわかるか」と尋ねます。
1人の学生が「予定がいっぱいでも、努力すれば、詰め込むことができるという意味でしょうか」と答えます。
「そう来ると思ったよ。違うんだ」と言った教授は、以下のように答えます。
「この壺は人生だ。物事には優先順位がある。大きなことから順に入れないと、後から入れようとしても入らない」
■ いまのうちに初心を確認しよう
はい、大きな壺の話でした。これで何を伝えたいかと言えば、「はい!大きな仕事から引き受けろという事ですね」でもなく、「大きな石から先に入れて行けばいいんですね!」という事でもなく、
石は既にあなたの中にあるので、今のうちに石を自覚しておいてください
という事です。社会人になるタイミングは人生のうちで意外と早くはなくて、イメージとしては「砂が流れ込んでくるタイミング」ぐらいで捉えておくと良いと思います。
私もまだ30代前半なので、上の世代の方から見れば、「いやいや君もまだまだだねぇ。君が砂だと思っていてもまだそれは砂利ぐらいだよ。」と言われるかもしれませんが、そうだとしても既に石ではありません。
学校を卒業して社会に出るということは紛れもなく人生の1つの区切りです。これから小さな砂がどんどん降ってくるので、気がつけば石が見えなくなってしまいます。
だからこのタイミングで一度ゆっくり自分と向き合ってみて、自分の中で大切にしている考え方や、会社に入ってやりたかった事、エントリーシートに書いた自分の長所など、自分の中にある大切なものを確認してみてください。
それでは、素敵な社会人ライフを☆
【参考資料】
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