見出し画像

【日記】ゆうだいせきうん

■ お散歩

 今日は夕方、近くの100均まで子ども2人とお散歩に行った。ここ数週間、平日はフルにテレワークのため本当に動かない。やはり体が太陽と運動を求めている。

 今日も相変わらず暑く、夕方は各所で雷雨となったようだ。都心では降らなかったが、今日は雲が動かず1か所で強く降り続くような天気だったようだ。大阪の堺市と和歌山市では1時間に100ミリ以上の雨となり、記録的短時間大雨情報が出されたようだ。

画像1

画像2

画像3

■ 積乱雲

 多分東京と千葉の県境付近で雨を降らせていた雲だが、散歩中の東の空にモクモクした雲が見えた。まだ雲頂が横に広がっていないドーム型だったので、入道雲と言えば間違いないが、敢えて言うなら雄大積雲だろう。雄大積雲と積乱雲の違いは以下の通りである。

 雄大雲の中で成長した雨粒や氷の粒はやがて落下し始めるが、雨や雪、雹などが大量に落下し始めて雷も鳴るようになると、積乱雲と呼ぶ。雄大雲が積乱雲と違うのは、雷が確認されないこと、雲頂の少なくとも一部がほつれたり毛状になっていないことの2点である(気象観測の手引き・気象庁)。

 うちの子には「せきらんうんのいっしょう」で雄大積雲と積乱雲の違いは教えてあるので、上の子はちゃんと「お!ゆうだいせきうんだ!」と言っていた。ほう。でかしたぞ息子よ。

■ バズワード「ゆうだいせきうん」

 雲に興味を持ってもらうこと自体は嬉しいので、そこは阻害するつもりは全くない。しかし今日はよほど「ゆうだいせきうん」が気に入っていたようで、散歩中に連発していた。

「ねぇ父ちゃ~ん、ゆうだいせきうんどこ~?」
「ゆうだいせきうん、見えなくなっちゃったね~。」
「ねぇ父ちゃ~ん、ゆうだいせきうん、おっきくなったかなぁ~。」
「ゆうだいせきうんあった!あった!」
「ねぇ父ちゃん!そこに立って!ゆうだいせきうん見よ!」
「ダイソーからもゆうだいせきうん見れるかな~。」
「ゆうだいせきうん、いなくなっちゃったのかな~。」

 ちゃんと記念写真も撮っておいた。とてもご満悦である。

画像4

・・・だが息子よ、雄大積雲という言葉は思っているほどメジャーじゃない。少なくとも幼稚園児が日常会話で出す単語ではない。あれは確かに雄大積雲だが、日常をうまく過ごすためには入道雲で良いのだ。積乱雲でも雷雲でも何の問題も無い。雄大積雲は雄大積雲だが場合によっては雄大積雲じゃない方が良い時もあるのだ。あまりこだわるな息子よ。雄大積雲よりも友情の方が大事だ。

来週からの幼稚園、お友達との会話で

「あ!モクモク雲!」
「違うよ~、ゆうだいせきうんだよ~。」

とならないことを祈る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?