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自分に名前をつける(改名しました)

ここまで、noteには10もの投稿をしてきました。
それを期に、私「きつねのしっぽ」は改名をすることにしました。
それでは改めて。

「夜川 うそ(よかわ うそ)」です。
以後よろしくお願いします。

改めて簡単な自己紹介をさせていただきます。
といっても、私の人となりがなにかしらのバイアスをかけてしまうと嫌なので、最小限のプロフィールだけ。

夜の川が好きです。
かわうそが好きです。
物語を生み出しているとき、私はうそつきになります。
これが名前の由来です。

私はいま、会社員として働いています。
そしてその傍ら、Webライターとして活動しています。
しかしながら、会社員としての私やWebライターとしての私と、noteに投稿をする私は別人でありたいと思っています。

特にライターの私と、ここにいる私。

文章を書くという部分だけは似ているのですが、むしろそれ以外は全く違います。

名義は分けていますし、案件の募集を載せるつもりもありません。
同じペンで綴り、同じキーボードを打つのですが、心持ちは全く違います。

ここにいる「3人目の私」は、あくまで大海を漂うクラゲのような存在でありたいのです。

会社員である私やWebライターである私が、深い悲しみや苦しみの中にいるというわけではありません。
でも、日々の小さな「生きづらさ」を少し置いて、ただただ文章に向き合ってみる、そんな時間が欲しくなったのです。
だから私は、noteをはじめました。

そして、10投稿。何故このタイミングで改名したのか。

それは、転機をつくるためです。

正直、noteを始めた時には10投稿もするとは思っていませんでした。
書いたもののうち、ほんの一部だけをここに置いておこう、そんな軽い気持ちでした。

でもたくさんの作品に触れ、私の中の「書きたい」という気持ちが刺激されるうち、文章に向き合う時間がぐんと増えました。

私はこの場所で、居場所を見つけつつあります。

この先もここで書いていこう、そう思えたのです。
そしてこの瞬間を、スタート地点にしたくなりました。

なにかに名前がつくのは、その「なにか」がうまれる時です。
私の人生のなかでも、新しい名前がついた瞬間は何度かありました。
そのたびに新しい自分として生きる権利を与えられたような気がして、嬉しくなったのを覚えています。

そういう機会を自分で自分に与えたっていいじゃないか。
これが今回の改名の動機です。

これまでのように短編ものを書いていくというスタンスは変わりませんが、今日から私は「夜川 うそ」として文章を書き始めます。

言葉を紡ぎ、夜の静かな川の流れにそっと乗せるように。
どうぞこれから、よろしくお願いします。

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