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#120 なぜ、貯金ができない人ほど保険に入ってしまうのか?② ~見直しの考え方とは?~

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

今回は、保険に関する疑問と見直しのに
考え方について書いていきます。

家計相談をしていると、貯金ができない人
ほど“保険に頼る傾向が強い”と感じて
います。

その原因の一つが、お金の不安を保険で
解消しようとしていることにあります。

実際、保険に加入することで“もしもの
不安”をある程度解消することはできます
が、“貯金ができない”現状を保険で解決
することはできません。

実は、“保険に入れば入るほど家計から
お金が出ていく”のですが、貯金が
できない人ほど、当たり前のことに
気づいていないのです。

こんなとき、声を大にして言いたくなる
のは、“まずは、国の保障と会社の保障
を知りましょう!”ということです。

なぜなら、お金の知識で解消できる
不安があるからです。

簡潔に言うと、国や会社がしてくれる
保障の内容を確認すると“すでにある
保障”の存在に気づけるのですが、
これらの内容を把握せずに目の前にある
不安を保険で補おうとするのは
“ナンセンス”です。

その理由を【note 27】【note 28】
【note 29】でお伝えしているのですが、
貯金ができない人ほど、自分たちで
頑張ろうとしている印象を受けます。

だからこそ“すでにある保障”をベースに
保険の見直しを考えていくのですが、
このとき、貯蓄状況や団信保険の加入の
有無など、ご家庭ごとの経済事情を一緒に
考えていきます。

さらには・・・

「この先も払える保険料なのか?」

「収入が減少しても払える保険料
 なのか?」

と言った視点も加えて考えていきます。

こうすることで、ご家庭ごとのご事情と
価値観に合った保障の見直しができるの
です。

保険料に負担感を感じている方は、ぜひ
この機会に国の保障と会社の保障の内容を
確認してみてくださいね!

どんな保障があるの?と思った方は、
下記の投稿を読んでみてください。

【note 27】保険貧乏にならないで!まずは国の制度や会社の福利厚生の中身を知りましょう!

最後に・・・

保険は“もしもの備え”になりますが、
一時的に頼らざるを得ない時期はあっても
“一生涯頼るべきものではない”と考えて
います。

つまり・・・

“資産形成をしていきましょう!”

ということです。

そのためには、家計の整理整頓が必要
ですので、まずは、お金が貯まる家計に
シフトできるように今からできることを
始めてみてくださいね!

消費者である私たちが賢くなることも
家計の見直しには必要な考え方です。

労力と時間はかかりますが、これらを
通して得られる知識は今後のあなたの
家計の支えになりますので前向きに
考えてみてくださいね!
(●*’v`*人)

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!

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