読書メモ:クリエイティブラーニングを通じて、モチベーションメーカーの活動を考える

この記事では、井庭 崇 (著, 編集), 鈴木 寛 (著), 岩瀬 直樹 (著), 今井 むつみ (著), 市川 力 (著)『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育 (リアリティ・プラス) 』の読書メモを書きます。読みながら書くので、適宜追記されていきます。

まず本はこちら


なぜ読もうと思ったか
私の運営に関わっている、NPO法人Motivation Makerでは、小学生向けのワークショップを提供しており、様々な体験を通じて、子どもたちが好きなことを見つけ、やる気がアップし、参加後、自主的に興味を深めたり、学んだりできるようにすることを目指しています。活動を続ける中で、私自身の問題意識として、私たちは子どもたちの興味を広げる手伝いをしているけれど、かくいう私自身は、日々モチベーション高く生きているか。自分の興味に真剣に向き合っているか、という問題意識がありました。そのため、特に1年ほど前から、大学時代に建築を学んだけれど、さっぱり何も作っていない。自分自身でも何かを作れるようになったらいいなあと思いながら過ごしてきました。同時に、昨年参加したETIC.の研修でも、今後の活動を学ぶための学びではなく、つくることを通じた学びを活動に取り入れていきたいと発表しています。奇しくも、本書のタイトル・テーマと共通しています。そん中で、昨年度は活動を続けてきましたし、一昨年の秋から通い始めた福島県大玉村での歓藍社の活動でも、藍の栽培をしながら、自分の興味や考えに向き合うということを続けてきました。そんななかでTwitterでたまたま本書に出会い即購入したのでした。
とはいえ分厚い本書、少しずつ消化しながら読み進めていくつもりです。すでに、レビューが出始めていますが、自分なりのペースでやっていくつもりです。

以下に書き進めていきます。

メモ1:ヴィゴツキーのところを読んだ
約すると、こんな感じ。だれでも創造性がある。つねに子どもは創造性を発言している。さらには創造性は芸術の中だけでなく、生活全般の中で発揮される。そうした創造性、想像力を伸ばすためには教育者もまた創造的でなければならない。また創造性を伸ばすことは今後あらゆる分野に広がっていくため、教育は重要だ。
その前の、ピアジェの論との違いも、比べながら読むと、面白いです

今後気になるテーマ:パターン・ランゲージがどう理論と実践を結びつけていくか。ジェネレーターとは何か。また参考文献が非常に豊富なので適宜手に取りたい

(つづく)

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