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【伊勢神宮】春の不調を紐解く。陽気な季節を楽しむ「きも」


春🌸

暖かさと共に
活動的になりワクワクする季節♪

その一方で
春は1年の中でも特に不調が出やすい季節
でもあるんです!

一体なぜ!?

この謎を解く鍵はなんと!!
肝臓」でした

謎が解ければ、春の不調だけでなく
暴飲暴食、五月病や夏の冷えまで防げます♪

ながらくお酒と菓子パンざんまいで
働きづめの肝臓さんに頭が上がらないあんみが
春の不調を紐解いていきます⭐︎



春の陽気に誘われて訪れた伊勢神宮で
おもしろい発見がありました!

こちらについては後ほど♪♪♪

春と肝臓


「春」と「肝臓」って
一体どういう関係なのでしょう?

その答えは五行説にあります

自然界のさまざまな変化や関係を
木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)
5つの性質に分ける考え方
のことで
東洋医学の基本のひとつです

五行の関係性 ©️クラシエの漢方
五行色体表©️ユナイテッド治療院

自然界と人体を五行に分類し、表にしたものを
五行色体表といい、

その季節に起こりやすい症状や養生法などを
説明する
ことができます


春と肝は同じ木の属性で
春は肝臓の調子を狂わせやすい季節」なのです

🌸草木の成長と春の陽気

春に不調が出やすい理由はもうひとつあります

それは
万物のエネルギー(気)のバランスが
「陰」から「陽」へ変わる
こと


「陰陽」について
詳しくはこちらをご覧ください🔻🔻🔻


3/20(春分)から5/4までが暦の上での「春」


自然の一部である私たちの心身のバランスも
「陰」から「陽」へ
と変化します

すると
体の働きは交感神経に傾き、
熱が上昇して頭にたまり、下半身は冷えた状態

になりやすい

これを東洋医学では「上熱下寒」といい
ストレスを感じ、不調が出やすい体の状態なの
です

人の体も陰から陽へ





肝臓の不調も「上熱下寒」を作り出します

東洋医学的な肝臓の働きは主に

・ストレスコントロール
 =気(エネルギー)を巡らせる、自律神経と同義
・造血=栄養を運ぶための血液をためておく
・解毒=老廃物の解毒と排泄



体が活発に動き出す春は
エネルギーや栄養がたくさん必要
となり
これらの働きがいつもより盛んになります

大忙しの肝臓はオーバーヒートし熱を帯びる

熱は上に昇り「上熱下寒」の体を作るのです


また
昇った熱が肝臓に対応する部位に

・目→充血、疲れ目、かゆみ
・筋肉→硬直、コリ、頭痛、不眠
・怒→怒りっぽい、イライラする

などの不調を招きます

逆に、これらの不調があることも
肝臓の不調を招く
のです


春は
肝臓の熱×春の陽気の2つの熱で体が
「上熱下寒」になり、不調が出やすいのです


🌸肝臓の「ニガテ」

春に肝臓の「ニガテ」が多いと
肝臓はさらにオーバーヒートしやすくなります


😵‍💫ニガテ①抑圧感

木の属性の肝臓は
草木が育つように上に伸び上がる性質

上から押さえつけられるような
抑圧感やガマンが苦手です

「思うようにいかない」
「やりたいことができない」
というのは
肝臓にとってストレスとなります

また体は
帽子やギュッと結んだ髪にも抑圧感を感じます


😵‍💫ニガテ②解毒

アルコールや肉、卵、油、添加物など
解毒が必要なものも苦手です

春は出会いと別れの季節

送別会や歓迎会などお酒や外食の機会が増えると
これらの苦手も増えやすくなります

すると
すでに多忙な肝臓のお仕事をさらに増やして
しまいます


😵‍💫ニガテ③寝不足

肝臓は寝ている間に血液をためたり
ストレスコントロールの機能を回復
しています

上熱下寒の体
眠る際のリラックスができず不眠になりやすい

すると血液不足
生理痛などの子宮系の不調や疲れやすさ
招いたり
ますますストレスに対応できなくなって
しまいます


😵‍💫ニガテ④食べすぎ

上熱下寒の体は「陽」に傾いています

そんな体は
バランスを取るため「陰」のものを求めます

消化により陰性の副交感神経を刺激したり
陰性の食品を摂ろうとするため

暴飲暴食をしたり
甘いもの、お酒がほしくなるのです


ストレスが強いほど
お手軽なストレス解消法である「食」
に走りやすくなります

その後は
解毒、罪悪感、後悔などのストレスがやってきて放っておくと
太さや重さがついてしまうという悲しい結末に…

ストレスはイライラを招き
これが続くと五月病などこの先の体調にも
影響します


肝臓のダメージ⇄ストレス、イライラ
この繰り返しをさせない、生まないためにも
春は肝臓のケアが「きも」になるのです


さあ♪肝臓を癒しましょう

🌸伊勢神宮でも!!

ここで
伊勢神宮でのお話しをさせてください⭐︎

伊勢神宮には
天照大御神と豊受大御神のほかに
内宮2か所、外宮3か所の別宮という
正宮に次ぐお宮があります

東洋医学で伊勢神宮が別世界✨



今回、別宮の神様の役割を
五行色体表に当てはめてみたんです!
すると…


〈風日祈宮、⾵宮、土宮〉
の害を防ぐ肝臓守る
雨、水(湿)の害を防ぐ→脾胃守る

食を守る=体を守る
食=体!まさに体は食べたもので作られる!!


では〈荒祭宮、多賀宮〉の荒御魂とは…?

神の非常に強い力とされる荒ぶる魂のこと
一方で
災いや疫病を引き起こす神の「怒り」と考えられ
別宮の中でも特別に扱われている

」はポジティブな精神、忍耐などを指し
五行式体表でみると「肝臓」と同じ属性!!



つまり!!

肝臓の働きで積極的に目的に向かって進める
一方で
働きが強くなりすぎると
怒りっぽくなり不調や病気を招く
ため
臓器の中でも特別に扱われる


と考えられる!!


伊勢神宮でも特別扱いされるくらい
肝臓のオーバーヒートはよくないんだ!!

という発見!!!


東洋医学、おもしろい♡


🌸肝臓の癒し方5選

では、実際に肝臓を癒していきましょう♪

今回は簡単で効果の高い方法を5つ、
ご紹介いたします^_^

☺️癒し①12時間断食

内臓は空腹時間でパフォーマンスが上がります

肝臓の時間帯、1時から3時は特に
お休みさせてあげたい⭐︎

寝る前の食事やお酒は
肝臓が一晩中働き続けてしまう
ため要注意です!


詳しくはこちらもどうぞ🔻




☺️癒し②2日間ベジタリアン

2日以上連続
肉、卵、乳製品、油、お酒、添加物など
解毒が必要なもの
を避けましょう!

メリハリをつけるとやりやすい♪

春菊、セロリ、菜の花、アスパラガス、小松菜
など
春が旬の野菜や、肝臓に対応する緑(青)の野菜は
積極的に摂っていただきたい♡


水分補給は
肝臓を癒すハブ茶がおすすめです^_^



☺️癒し③7時間以上の睡眠

1時から3時の肝臓の時間帯は眠っておく
のがベスト!

この時間帯に起きていると
血液に汚れが残り様々な病気になりやすい
といわれています

寝る前の
足のマッサージや肩のあずきカイロ
上熱下寒を解消してよい眠りに導いてくれます⭐︎


足マッサージ🔻2:50〜


あずきカイロ🔻




☺️癒し④目をとじる

目は肝臓と対応します

5秒間目をとじるだけでも効果あり!

目をとじることは脳を休めることにもなるため
寝不足を補う効果もあります

手のひらで目を温める
遠くを眺める
緑を見ること
なども目を癒します


☺️癒し⑤筋肉をほぐす

筋肉も肝臓に対応しています

春は「張る」

肝臓が弱ると
筋肉が硬くなったり、痛みハリが出ることも
あります

春は特に
肝臓の経絡(気の通り道)がある「脇腹」と
ストレッサー筋肉の「僧帽筋」をほぐすのが
おすすめです♡

脇腹ストレッチ🔻くびれ作り、猫背解消にも♡


僧帽筋ほぐし🔻食欲をとめたい方はこれ!


漢方の古典「黄帝内経」には

「もし、春の養生をせず
活動しなくて気持ちが沈んだままだと、

肝を傷害し、夏になっても汗をかかず
寒性の病にかかりやすくなる


という予言が記されています

ぜひ肝臓を癒して
春と夏、
陽気な季節を不調なく楽しみましょう(๑>◡<๑)
















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