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短い夏休みで長野に 芝中の水溶液

夏の講習の前期が終わって、私の田舎の長野に行くことになった。1日はレンタカーを借りて、牧場に行った。いつも同じパターンなんだけれど、ことしはより遠い、長門牧場というところに行って見た。

広々とした場所で、新鮮な牛乳やアイスクリームを楽しむ。

牧場にて

息子は夏休みでも勉強は忘れない、などと殊勝なことをいい、私立中の過去問をバッグに入れてきたが、読むのはもっぱら漫画本。

「活字を読んでよ」などというと、

夏休みぐらいのんびりさせて

、と言い返してくる。そう来たか。

それでもひそかに印刷してきた過去問を、帰りの電車の中でやらせた。妻は、無理にやらせないでというが、毎日やるのが大切だ。

たまたま芝中学2022年の問題を持ってきたのだが、水溶液の問題が分からない。

食塩を加え、同じ量の水を蒸発させたとか、食塩水を取り出し、同じ量の水を加えたという、

よくあるパターンなんだけど、どうやったっけと考え込む。


あっと言う間に新宿に到着してしまった。帰宅しても、この問題の解説動画などを見てようやく納得。


算数銀本で探すと、似たような問題がかなりある。

何グラムかを取り出して、代わりに●●を入れるという問題は、天秤算で楽に解ける。
新たに食塩をまぜ、同じ量の水を蒸発させるという問題は、ごちゃごちゃ考えず、最初と最終的な塩の量を比較すれば解決する。


あいまいだった部分がしっかり記憶できたような気がする。電車の中というシチュエーションと一緒に、問題の解き方も覚えてほしい。

それにしても息子は、なんでも毎日のことを特殊算になぞらえる。電車に乗っていれば、速度算、どこかに並ぶとニュートン算、コーヒーにクリームをまぜると水溶液だって。

とすると、人間の人生は何算なのかね。貸し借り算、和差算、いや一見ルールがないようで、きちんとルールに則って増えていくフィボナッチ数列かもしれない。


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