経営者は必ず失敗する
失敗経験のない経営者はいないのではないでしょうか。
そう仮定すると、経営が継続できる経営者は失敗経験を乗り越えて経営を続けてきていると言えます。
逆に言えば、経営が継続できなかった経営者は失敗を乗り越えられなかったとも言えます。
その失敗が大きいか小さいかはあまり関係ないのではと思っています。
大事なのは失敗に対してどう反応したのかということではないでしょうか。
失敗時の対応で経営者の資質がわかるとも言えます。
経営が継続できているケースの特徴を無理矢理10個並べてみます。
1 失敗の原因は100%自分にあると考えている
2 失敗に対して腹を括れている(自分が100%責任を取る姿勢)
3 失敗しても言い訳をしない
4 失敗をチャンスと捉えている
5 失敗しても芯はぶれない(基本理念は変わらない)
6 失敗したらまずは他人を守ろうとする
7 失敗から学んでいる
8 失敗することを事前に覚悟している
9 失敗は継続経営に必要だと思っている
10 失敗から逃げない(きちんと真摯に向き合っている)
こうして並べてみるとまんざら間違いでも無さそうです。
いかがでしょうか。
全て当てはまっている人は経営が継続出来ているのではないでしょうか。
逆も然りです。
「失敗した時に経営者はどう振舞っているか」
周りに見られています。
スタッフメンバーにも取引先の方々にもお客様にも。
その時に周りに人にどのように映り、周りの人がどのように感じてどのように判断したのか。
それこそがその会社のその後の行く末を決めているのではないでしょうか。
何故ならそのような時こそ、その会社や経営者の本質が明確に見えるからです。