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言葉の宝箱 1042【何か明確な目的を持ったほうがいいかもしれないね。自由って案外難しいことなんだ】

濱野01

『その角を曲がれば』濱野京子(講談社2007/2/14)

花月中3年B組片倉杏、永谷美香、高島樹理は元バドミントン部仲間。
クラスでは仲が良く三人でいることが多い。
杏と美香は途中退部で帰宅部、孤高の葛西真由子、
この4人を中心に女子中学3年生の多感な時期を描いた青春小説。
サブテーマは嫉妬!?

・何か明確な目的を持ったほうがいいかもしれないね(略)
自由って案外難しいことなんだ P23

・本当にほしいものって、どうして手に入らないのだろう。
友情も恋も。そんなふうに思うのはつらい。つらくて悔しい P61

・「いいヤツじゃん」
だからって好きになれるわけじゃない。これはどうしようもない P69

・家庭はくつろぐところだもの(略)
気持ちがゆったりとできてこその家。
そういえば、私は何のかんのといっても、
ずっと家の中でくつろいでいたのかもしれない(略)
家に帰ればほっとできた。
何も話さなくても何も聞かれなくても、家の中では安心できた P137

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