寝る前の大学生日記#5
こんばんは
見てくださった方
今日も一日お疲れ様ですᜊﬞﬞ 𓈒𓏸
ふと今日気付いたことがある。
自分は忙しい"はず"の時こそ
時間を無理やり
「作っている」ように感じた。
というのも最終的にはこのnoteにも繋がるが
高校生の時
私は大学受験で忙しいはずだった。
第一志望にゆとりをもって
合格するはずが、受験期目前
かなり厳しい状況だった。
結果から言うと
失敗に終わった。
今思えば失敗した理由など
山ほどあった。
当時の私は多分上手くいかないことも
なんとなく分かっていたかもしれない。
それでも自分が信じなくて
誰が信じてあげるんだ、
そんな気持ちで精一杯「頑張っていた」
ように思う。
精神的にも身体的にも
あと1週間ももたなかったと思う。
それくらい限界であった。
第一志望に届いてないのだから
勉強することは山ほどあるはずだ。
忙しいはずだ。
でも私は日記を書き続けた。
とにかく苦しい気持ちを吐露したくて
誰でもない誰かに
きっと理解して欲しくて。
言語化が難しいが
かと言って簡単に分かって欲しくもなかった。
そんなことを鮮明に覚えている。
気付けば毎日1日も欠けることなく
書いていた。
それは受験が終わっても続いた。
納得のいかない大学に入って
当時の自分にとっては
ゴールだったこの場所を
どう楽しめば良いか分からなかった。
色んな想いがありつつ
今でもその想いは忘れないし
きっと生涯忘れることは出来ないが
それでもここに入って良かった
と4年間かけて
やっと幾らか思えるようになった。
特に就活をしていて思う。
夢に描いた第一志望に入っていたら
私は絶対に勉強しなかった。
誰に何を言われても
絶対にする気はなかった。
何かを頑張る気もなかった。
だって自分史上最凶の
受験人生を耐え抜き合格を勝ち取り
誰がもう一度頑張ろうと思えるのだろう。
反対にそういう意味で
辛くともきちんと志望を勝ち取り
その先も努力を続けられるような
親孝行な娘でありたかった。
第一志望には入っていないから
その場合のシチュエーションは
予想もし得ないが
私は大学受験に失敗したのと
引き換えに
周りの環境にとても救われた。
この上ない楽園であった。
どんなに辛くとも
私は生きていけた。
私は友人との時間をとるのに
忙しくなった。
私が忙しくさせたくて忙しくなった。
受験は
勝手に私を忙しくさせた。
私は日記を書かなくなった。
年に一度、二度
それ以上は書かなくなった。
開きもしなくなった。
就職活動では当時と同じ失敗をしないよう
沢山の工夫をこらした。
比較的改善できたと思う。
ときたま苦しく思うこともあったが
大学受験と比べたら
私にとっては比にならなかった。
就職活動は半ばすきでやっていた。
世間知らずな私を
少しだけ大人な世界に
つれていってくれるようで
大人になりたくないと思いつつも
知らないことを知るのは
この上なく楽しかった。
はずだった。
私は気付けばまた日記をつけ始めていた。
もはや特に感情はなかった。
多分なかった。
書いてる今も認めたくはない。
でも私は
就職活動に
「勝手に」忙しくされたのだ。
私は本当に楽しくて
本当に愉快な時
文章を書かない。
忙しい"はず"なだけだから
無理に時間を作って
こうして文章を書き続けている。
それとも就職活動を通して
自分が変化したのだろうか。
出来ればそうであって欲しい。
楽しかったはずだから。
そんな風に少し残念に思いながら
と同時に淡い期待を抱きながら
一人でも多くの人に幸あれと
本気で思っているのに
どこか偽善な思いを募らせるのだ。
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