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5/21文学フリマ東京に『少年探偵通信簿』を持っていきます

こんにちは。
子どもの本を大人が語るポッドキャスト「よいこの処方箋」です。
毎回、わたしたちがおすすめの児童書を1冊取り上げて、二人のMCが時に脱線、時に深堀りしすぎて自ら穴ぼこにはまりながら、あれこれおしゃべりしています。

そんなおしゃべりをまとめた本『少年探偵通信簿』が完成しました!

『少年探偵通信簿』とは?

児童書の中でも、子どもが探偵となって謎解きをする物語=「少年探偵もの」が大好きなわたしたち。
これまでに公開したポッドキャスト全9話のうち3話は「少年探偵シリーズ」と題して、その魅力をお話しています。

この本では、そんなエピソードをピックアップして、対談形式に再構成しました。
また、この本のために、2作品分を語り下ろしました。

物語の基本情報に加え、探偵たちの捜査ぶりをたたえたり、好きな登場人物を紹介したり、深読み、脱線、珍説・奇説も飛び交っています。
章末には少年・少女探偵たちを独自の項目で勝手に5段階評価した「少年探偵通知表」のおまけ付きです。

書籍情報

『少年探偵通信簿 
ジュブナイル・ミステリについてあれこれおしゃべり300分』
・A6(文庫)サイズ 122ページ
・700円(税込) 

ポッドキャストで恒例(?)の探偵通知表も載ってます

取り上げた作品紹介

1.スウェーデンの国民的作家がいきいきと描く、少年探偵小説の名作
『名探偵カッレくん』

※ポッドキャスト第6話

2.現代でありながらクラシック。英国鉄道ミステリの最新車両
『列車探偵ハル 王室列車の宝石どろぼうを追え!』

※ポッドキャスト第7話

3.名人の語りで江戸へタイムスリップ。少年捕り物小説
『お江戸の百太郎』

※ポッドキャスト第8話

4.愛され続けて九十年、少女探偵の活躍を小説と映画で比べてみた
『幽霊屋敷の謎』
『ナンシー・ドリューと秘密の階段』

※語り下ろし

5.きみも名探偵に挑戦!参加型ミステリの舞台は、意外にも犯罪都市?
『少年探偵ブラウン1』

※語り下ろし

動機は?背景は?謎に包まれた制作裏話

ずっと更新できていなかったポッドキャストなのに、突如として書籍化を思い立ち、文フリへの出店を決めてしまった理由は、我ながら謎としか言いようがありません。(探偵に謎解きしてもらいたい)

確かなことは、私たちは「少年探偵もの」が心底好きで、もっと大人も読んだらいいのにと思っていることです。
少年・少女探偵たちの活躍は、大人が読んでもおもしろく、また大人だからこそ気づけることや、心のツボを押されるようなことも多いのです。
ポッドキャストのだらだらしたおしゃべりもいいのですが、文章化して整理することで、より魅力がはっきり伝えられるのではないかとも思いました。

正直、文字起こしは予想以上の大事業で、「もう文フリに間に合わない!」と何度か諦めかけました。
しかし、何とか間一髪で仕上がった『少年探偵通信簿』。
1作品につき1時間以上、合計約300分にわたる長い長いおしゃべりが、好きな作品を思い出したり、新たに魅力を発見するきっかけになれば何よりです。

5/21(日)文学フリマ東京36 来場情報!

文学フリマ東京36【入場無料】
・日時:2023/5/21(日) 12:00〜17:00
・会場::東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール
ブース場所:第一展示場 P-36/小窓舎(こまどしゃ)として出店
・詳細:https://bunfree.net/event/tokyo36/
#文学フリマ東京

来場される方は、ぜひわたしたちのブースにお立ち寄りくださいね。
お待ちしています!

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