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身体に合わせた住環境整備、施工のもろもろ

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身体に合わせた住環境整備の細かい技術など リフォーム、福祉用具周りのプロの皆様だけでなく、DIY派のあなたにも
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#仕事のコツ

吾輩はフィクサーである ①

と言っても、何も和服で池の鯉に餌をやりながら政界への影響力を誇っているわけではなく、自分…

吾輩はフィクサーである ②

①からの続き。 ~手すり付けの技術(外部編) さて、お風呂の手すりと同じくらい難関なのが…

吾輩はフィクサーである ③

②からの続きで完結編。 ~手すり付けの技術(室内編) ようやく、浴室以外の室内につける手…

アレを踏み台にしたぁ!?

なんとなくわかる人にはわかるタイトルにしてみました。 あのシーン、左股関節の可動域制限を…

フローリングとミルフィーユ 〜床ブカブカ対策のお話

現地調査に伺った先で、廊下の床がぶかぶかしてシロアリが心配で、という話になることが、結構…

ミクロの鉄滓痕 〜やらかしの記録 ①

「浴槽に模様がついちゃったんだけど」 というクレームのお話である。 ユニットバス、それも…

手すりの時間、建物の時間 〜劣化しにくい材料を選ぶ

手すりの材料を選ぶとき、もっとも大事なポイントはとにかく丈夫なことで、次点が施工性が良いことになる。それらをクリアしたものから、価格やデザイン性を眺めて決めている。 逆に選ばなくなる理由もある。それは、時間が経つと劣化する材料を使っていることで、つまりはプラスチックと紫外線の問題である。 たとえば、他社さんの補強板の工事を見ると、最近はネジを隠すために、プラスチックのキャップが使われる。これ、施工性は良いのだが、何年か経った後に見るとそのキャップが脆くなっていることが多い

固定仕掛けのイモネジ 〜やらかしの記録 ②

「階段の手すりがぐらぐらするんですが」 という、手すり屋にあるまじきご連絡を、担当のケア…

ゆるい床にはフタをしろ! 〜福祉用具の隠し技 ①

先日、床がミルフィーユになる話を書いたら意外に閲覧数が多く、皆さんこれに悩んでいるのだな…

床柱作法と手すり 〜木目と縁起のはなし

我が社が室内につける手すり棒は、触った時の温かみと見た目から、木の集成材の手すり、それも…