手すりの時間、建物の時間 〜劣化しにくい材料を選ぶ
手すりの材料を選ぶとき、もっとも大事なポイントはとにかく丈夫なことで、次点が施工性が良いことになる。それらをクリアしたものから、価格やデザイン性を眺めて決めている。
逆に選ばなくなる理由もある。それは、時間が経つと劣化する材料を使っていることで、つまりはプラスチックと紫外線の問題である。
たとえば、他社さんの補強板の工事を見ると、最近はネジを隠すために、プラスチックのキャップが使われる。これ、施工性は良いのだが、何年か経った後に見るとそのキャップが脆くなっていることが多い