【精神科研修】依存症臨床研修のための参考書
アルコールセンターでの研修は３～6か月間です。
研修開始にあたり、読んでおくべき参考書のリストです。
こちらは随時更新します。
・新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドライン
2018年に16年ぶりに改訂されました。私は、辞書的な使い方をしています。
・「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
依存症の手前、予備軍、プレ・アルコホリックのビジネスパーソンを主な読者として想定したのですが、最後の方は、依存症についても書きました。患者さんと、先生の両方が読んでおくと、何を課題、目標にして治療をするのか、合意を得やすくなるかと思います。
・クリニックで診るアルコール依存症 減酒外来・断酒外来
外来診療について詳細に書かれています。
・人を信じられない病 信頼障害としてのアディクシン
依存症の精神病理の核について詳しく書かれた本です。知っておくと、当事者を理解し、付き合うのが楽になります。
・大人のトラウマを診るということ（医学書院）（読書メモ）
依存症の背景にはトラウマが隠れていることが少なからずありますので、基本をおさえておくことは役立ちます。