見出し画像

【雑文】 発想!の数珠つなぎ

何かを生み出そうとしている時ではなく、日常生活で、急に面白いことが思い浮かぶ事があります。それは創作のネタに限らず、ビジネス的なアイデアだったり、それ以外のことだったりします。(なお、ビジネスアイデアはそれ
を職業的に活かすチャンスがあるわけでもない、別次元のことが多いですが)

で、その「アイデア」は、なんとなくおぼろげな形で、今にも壊れそうな弱々しいもの、な時も往々にしてあります。
「あ、今いいこと浮かんだ!」
という瞬間に、その柔らかくて消えそうな「何か」を形にして、あるいは言葉にして、最悪、何か代理の言葉に紐づけて、消えないように、辿れるようにしながら、精査して、より良い具体的な言葉や案に整理していきます。

ですが、この手の「降ってきた」「浮かんだ」「閃いた」アイデアは、その具体像を描く前に、次々と連鎖的に(時に爆発的に)別の「何か」に形を変えたり、派生させたりします。あるアイデアからの連想が別のアイデアを生み、それがまた次のアイデアを生む、といった反応です。

困るのはこの連鎖反応が、複数に分岐する場合です。2つ、3つに枝分かれした、しかも消えやすい「何か」のすべてを把握して記憶することは難しいのです。瞬間的にどれかを選択し、その形を描く間に別の分岐が始まることもあります。既に、先ほど枝分かれした前の「良さげな別案」は思い出すことができなくなり、今残っている案が意外と「モノにならない」場合など、「あっちにすれば良かった?」などと思うこともあります。しかし、「あっち」のアイデアは「あったこと」以外、忘れているのです。

これは私の場合で、他の方は違うのかもしれませんが、こんな「突然のアイデア」は、歓迎される一方で、なんか記憶できてなくて残念、な場合もあります。私はこの「アイデアの数珠つなぎ」を、連想のインスピレーションを止めずに、しっかり記憶できる方法があればなぁ、と思います。

noteに発表している創作の短編小説系も、これらのアイデアの中で、記憶や記録に残せたもの、あるいは腰を落ち着けて書き始めて、書きながら考えたもの、などがありますが、今後もアイデアの源泉が枯れないことを祈りながら、せっかくの良い案を忘れないよう、何か良い案?を考えたいと思います。