【雑文】 苦手分野の捉え方
こんにちは。与井@疲労で披露です。
ヒーローになるには何か一つ足りないんだな。
皆さん、苦手分野はありますか?
例えば、これに関しては知識がない、この世界には興味がないから話題に入れない、この経験がないから恥ずかしい、で、仕事上のコミュニケーションとか、友人関係でちょっと不利かも、とか。
まぁ、ほとんどの人は万能ではないし、生きている時間は有限、また関心のある分野も人それぞれ。多様性とか言われる現代なら尚更、苦手分野はあっって当たり前です。
今回の話は、それって劣等感とか持たなくていいかも、って話です。
例えば、あなたが服装のセンスがない、あるいは着るものに関心がなくて、どうして良いかわからない、結果、人前に出ることや、表舞台を避けてきたし、今後もそうしたい、とします。
しかし、世の中には服飾を専門とする職業の方がいて、繁華街のそれっぽいお店に行くと、あなたが来ることを手ぐすね引いて待っています。専門的な立場から、あなたに合う服を選んでアドバイスしてくれます。何ならあなたは見違えるようなファッションを得ることができ、それまでの知人や友人から、ちょっと見直されたり、褒められるかもしれません。
料理が苦手? なるほど。
世間には出来上がった料理を提供するお店が多数あり、あなたの来店を心からお待ちしています。いや、言うても金かかるし… と思えば、現代では美味しい料理ができるレシピを無料で提供するサイトやアプリがあります。まぁ失敗もあるでしょうが、簡単なものからチャレンジすれば、それなりになるでしょう。出来ないと思っていたことが出来た喜びを、あなたはたくさん経験できるかもしれません。
プロ野球に興味がなくて話題で置いていかれる?
球団にとってもファンにとっても、まだどこのチームも応援してないあなたは、さながら選挙で言う「無党派層」。将来野球の面白さに気づいた場合、自分と同じチームのファンになる可能性があるかもしれません。あるいは、知らない人の素朴な問いに、自分の知識を熱心に説明してくれる(それが楽しい)人もいます。これはどの趣味の分野にもいそうですが。要するに、「知らない人にも価値がある」のです。
自分は何をやってもうまくいかない?
仮に、あなたが人より何かを覚えたり習得するのが遅く、さらに手先が不器用で、友人も少なく、これといった能力やキャリアもない、とします。
しかし世の中には、「話し相手になってくれるだけで良い」「一緒に時間を過ごす相手がほしい」という人もいます。それは異性で恋人に飢えている人かもしれませんし、地方の過疎地に住む高齢者かもしれません。あるいは都会で1人暮らしの誰かかもしれません。どうやってそれらの人と知り合うのか、は別として、あなたの退屈な時間をそこに割くだけで、感謝されるかもしれません(人間なので相性とかもろもろあるでしょうが)。少なくともあなたは無価値ではないのです。
全体としてぼんやり思うのは、何かが欠けている、あるいは価値がない、と思い込むのは自由ですが、逆説的にそこに価値が生じている場合や、そもそも、人はいるだけで価値がある、ということです。不得意とか苦手分野は、あって当たり前なので、昨今では気にせずに生きている方も多いでしょうが、もし引け目を感じている場合は、こういった考え方もできるか、というお話しですね。
で、与井さんの苦手分野は?
と誰かが問うたとします。
私は女性、特に美人と言われる人が苦手なので、克服できるように、積極的に話しかけてもらうとうれしいです。
他にも、noteの「スキ」をもらうことや、コメント欄に記載いただくことも苦手です。見ると汗が出て、手が震えるので、早く慣れて克服したいと思っています。
ということで、お互い、苦手分野があっても、気楽にまいりましょう。