とりあえず温暖化に対してできるのは、節電とシェア

節電っていうのは、思っているよりとても大事。その分直接CO2を削減している。たとえば2割電力を減らせると火力の使用量もそれだけ減り、なんと2割も!即CO2が削減できているのだ!

いま、2030年の目標で石炭19%。19%なら節電で代替できる!!本当だよ。二割ぐらいなら「心がけだけ」で、なんとでもなる。

それをまた、ややこしいことをやろうとすると、どんなものを作るのにも維持するのにも、エネルギーは要るのだ!!

そして、節電のためできることはいくらもある。

節電というと、経済にマイナス、ブレーキと思われるかもしれないが、相とも限らない。単に送電網を整えロスを減らす、システムロスの削減、そういう部分はもっと重視してやらねばならない。

先日ネットのニュースで、一戸建てで屋根で温めた温水を循環させる建築法で、家のエネルギー費を3分の1にできるというものがあった。こういうのは大分前からあって、その割りに普及しない。

壁とガラスの断熱も、自分でもできる。壁紙の工夫、ガラスに貼るシート、安くてもある。これは手作業で、普通人がすぐできること。

さらに、電気ではないが、節ガソリン、つまり近場のスーパーにも車を使うのをやめれば、月に2割ほど、個人の排ガスを削減するのは無理ではない。これは国家全体で、大きな数字になる。

そしてシェアも、節電の一種。車を共有したり、いる場所の共有。昨日テレビでホームセンターの駐車場空間を、ソーラー発電所に「貸す」ビジネスが紹介されていた。貸すといっても屋根をつけてそこをパネルにする。使用者はいいことだらけ。(afterFITという会社を参照。)

要は、これまで日本人はあまり努力していない。節電が大事になることをうすうす知りながら、駅に行くと液晶広告の垂れ流し、町は電飾三昧。それを国の一言で、3割削減するのは簡単なことだろう。

SDGsでよいことしました、といいながら、排出量が増え続けるのは、こういう仕組みだ。今日チョコを我慢したので晩はステーキ、てやってるんだ。そういう矛盾が山ほどある。そうだろ?

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