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捨てる!と 次に起こる事

自分の人生が激変した頃、話す相手もいないので記録とはけ口を兼ねてブログを書いていた。
それもすっかりご無沙汰になってから、昨年またブログを始めてみた。
2回目は半年ほど続けたのだがなんとなくうやむやで放置してある。

その時々に書いた断片を、パズルのように繋げながらnoteにまとめてみようと思う。
なにしろずいぶん前のことで自分でも忘れてしまっているから。


10年以上前、まだ断捨離なんて言葉が一般的でなかった頃、

捨てた、捨てまくった、ありとあらゆる物を。

どんなきっかけだったか・・・毎日ゴミ袋にエイヤホイヤと投げ入れて、ゴミの日の度に10袋以上出し続けた。
一部屋ずつ空っぽになっていく様は、我ながらアッパレであった。

ゴミを捨てると、人生が変わる。
すばらしい方向に変わるとは限らない。
本当はすばらしい方向に変わっているんだけど、人さまから見れば、途中経過は無残な有様だったり、哀れな状態だったりもする。
あれやこれやで仕事がなくなった。
人生が変わり始めて、自分の価値観も変わり、友達もいなくなった。
最後にダンナを捨てた!


なんにもない!物もお金も仕事も。

将来の不安もなにも感じることなく、ただ「爽快!」で胸いっぱいだった。
その後、さらなる大波小波の連続になろうとは考えてもみなかった。

そう、崩壊と再生の混乱がその後10年ほど続く事となる。
これまでの捨ててしまった人生が「対人」「環境」など、自分以外との戦いであったなら、この先は「自己」との戦いの日々が始まった。

この先はまたぼちぼち書いて行こうと思う。

今でも物が増え始めると「掃除」をしたくなる。
そして流行りのあいつで外出を避ける空気が漂い始めた3月初めのこと。

「そうだね、暖かくなったし、仕事もしないでブラブラしている事だし、またサッパリとお片付けでもしようかな・・」なんて考えたとたん
「引っ越しできるような片付け方をしよう!」とたたみかけるように頭に浮かんだ。

自分の脳内なのに「ええ~~」とびっくり。
なんで引っ越し?なんの脈絡もなく!

そんな場合、最優先で自分の思いつきに従うようにしている。
さっそくまたポイポイといろんなものを処分した。


実はこの行動に相反することなんだけど、この頃やたらと物を買っている。
しかも変なものばかり。
非常用トイレセット・・車中泊の旅をする時、トイレさえ困らなければ最強じゃないかと。
最近のnetは自分の買ったものや検索したものの関連商品がこれでもかと表示される。
ついついその罠にはまって、一人用テント(縦にすると災害時のトイレスペースとか着がえに便利)買ってしまった。
そうだよな、いくら誰もいなくても野原で非常用トイレは落ち着かない。
ホームセンターで見かけたコンパクトなカセットコンロ。

なんだか買ってる物がサバイバルに偏っている。
そしてあの引っ越しできる云々。

数ヶ月後の自分はいったい何をやっているのだろうか、どこにいるのだろうか?


そしてもう一つ。
今流行りのあいつの為に、保存のできる食料を少しずつ買い足していた。

なんだか数ヵ月後の自分の環境に、大きな変化が起こりそうな気配が・・・


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