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Tufting、その素材について

暑いと言っていたのにいつの間にか、秋が忍び寄ってきています。上の写真は比較的山奥の自然湖、8月23日の写真です。野生の羊草に野生の金魚が住んでいます。不思議です。

「初めまして。
私も同じタフティングガンをAmazonで購入し、使用しております。
速度を1番遅い設定にしても、YouTubeで見る他の方のカットパイルガンより早く感じます。音もかなり大きいです。
kenbunrokuさんは、すごく綺麗に風景画など作成されているので、コツやおすすめの毛糸、布があれば教えてください。よろしくお願い致します。」

こんなコメントを頂戴しました。私の拙いnoteを読んでいただいてありがとうございます。ちょっと(実はかなり(笑))うれしいです。まだ手探りで始めたばかりなので経験も浅いのですが、その時期なりに資料としてまとめておいたほうが良いかと思い書いてみます。

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基布: Tuftingのベースになる布、基布やプライマリータフティングクロスなどの用語も後から知りました。地元の手芸屋さんなどではニードルポイントの材料などはおいてありましたがTuftingの情報は皆無でしたので、探した結果アマゾンから購入しました。「HONFAM プライマリ布 カーペットクロス カーペット織り銃使用布 (4M*1M)」、今回も同じところから4mX2mを購入したので布の種類等、比較は出来ません。

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上の写真はニードルポイントのキャンバスになります。Tuftingの基布に図柄をプリントできると便利かなと思ってhttps://www.contrado.jp/から見本を取り寄せました。キャンバスはかなり硬くて、試していませんが多分Tufting Gunではうまくいかないような気がします。大きさが1m程度と意図したよりも小さかったので試すことなく止めました。

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毛糸:  ここ3年ほど機械編みと格闘して少しなじみになりました。ヤフオクで「未使用、未開封、長期保管品」に釣られて、昭和初期花嫁修業の必需品ブラザー編み機をポチッとしてしまいました。しかも2台も。バカですねぇ、調整をしてもらって模様編みなどしましたが、どうも合わない気がしました。そのうちまたヤフオク経由でどなたかに譲りましょう。

Tuftingを始めてからは、ほとんどの毛糸をヤフオクで入手しているのですが、どうもあまり効率が良くないように思うようになりました。安く大量に入手できるのですが使える糸が多くない、その分段ボールが増えて場所を塞ぎます。今回は桜の色を探して、地元の手芸屋さんから購入しました。

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ネットで毛糸を入手する時に、太さの基準がわからずいつも迷ってしまいます。中細、並太、合太、極太、う~ん良く分かりません。

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空と雲から始めています。雲は白のモヘアを2本束ねて、空は青の糸を2本束ねて、空の青はもう少し間を埋めないと表側から見たときに地の布が透けそうな感じです。全体をカバーした後で同じ色かもう少し近い色で埋めてみます。今使っているのはこんな糸です。なかなか同じ色が無いので糸が足りなくなると大いに困ります。荒くても全体を埋めてから雰囲気の合う色で補完する事にします。

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この位の太さなら2本以上を束ねて使うようにしています。下の糸位太ければ1本でも大丈夫のようです。

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細い糸は、ほかの糸と混ぜて使っていますが、まだ効果は良く分かっていません。細すぎてかなり沢山束ねないと上手く行かないように思います。

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さて、コメントの中の「音が大きい」が少し気になりました。Tuftingしていると、糸が上手く入っている時はリズムよく音も気にならなくて、とても気持ちよく進められるのですが、音が大きいときは、糸のフィードが止まっていたり、あるいは針から抜けていたり、して糸が上手く布に入っていない時が多いです。あるいは、自分の姿勢が不安定でGunが布から離れているときなどです。自分の感覚だと、Gunを布に強く押し付けることを意識する事でGunは勝手に次のポジションに走っていくので進む速度は意識しなくても良いと感じています。Gunが布から浮くと空打ちのような音がします。今回は高さ2mなので脚立を使っていることや、布そのものが広いため強く張ることがうまく出来ていないようです。もう少し強く張りたいです。

大したアドバイスはできませんが、1、布をフレームに強く張る。2、Gunを布に強く当てることを意識して進める。3、糸のフィード方法を改善する。(私は上の写真のように、面倒でも一旦ほどいています) 4、糸が細すぎるようなら数本束ねてみましょう。

では、ご一緒に、タフティングを楽しみましょう。

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