超二流 天才に勝つ一芸の究め方

散歩がてらに本屋へブラブラと歩いていって、目が留まって本がこれだった。直観的に右手が本に伸びていったのだが、タイトルに惹かれた。超二流。

そうか、できる人たちと常に比較してきて、居場所がないと感じ、劣等感の塊である自分にとっては、学ぶべきことがたくさんあると思い、購入した。

この本の中で、最も心に響いた野村監督のフレーズは、

「他人の評価は自分の姿を映し出す鏡と思って、謙虚に仕事に取り組むことを忘れてはいけない。 」

そうか。一生懸命に毎日ひたむきに取り組んでいくことが大切なんだ。

監督によると、二流の人たちの共通点は、「クソ真面目」であることだという。二流だからこそ謙虚で入られるという強みがある。才能や実績に驕ることもなく、謙虚さを忘れず努力を続けることができる。それを極めて超二流となって勝てるのだという。

超二流にとって最も大切な力は、感じる力。技術や才能で対抗するには、限界が生じる。天性も努力してカバーできるものではない。感覚を敏感にして、感じることで突破口を見出すヒントが得られる。

これだけは誰にも負けないという強みを見つける(なるほど)。自分にしかできないことは何かな?と僕もいつも自問自答している。そうすれば生きる道はおのずと開けてくる。

どの世界でも「結果」が全てであるが、プロセスが正しくなければ、良い結果が得られるはずがない。プロセスが正しく徹底できる人が一番強い。自分の適材適所をしっかり分析すること!

この本に書かれていることを忠実に守っていき、自分も超二流として輝ける人間でありたい。2021年は、「超二流」を目指し、毎日、絶え間ぬ努力で突き進む。継続だけが力なり。諦めない限り、きっと何かがあるはずだ。

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