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デジタル農業

世界ではBiden大統領就任のニュースで持ち切りで、賛否両論である。NYやLAでは再び自由が戻ってきたと楽観的なコメントや報道ばかりが目立つが、そんなに単純なものでないと思う。ここではあまりポリティカルなことは書かないが、オバマ大統領時代からの経済問題が今になっても永遠に引きずられているのは間違いない。いずれにせよ、時代がどう混沌としようが我々は命がある限り、生活が存在するということには変わらない。そこで新聞記事を見ていて目に留まったのが、デジタル農業の話だ。

クボタのデジタル農業改革についてだが、見出しに書かれている言葉が面白かった。

「『考える』トラクター」「作付け分析ドローン」

クボタが無人トラクターを開発し、ビッグデータを駆使したデジタル農業を目指しているという。これからは、若者の農業離れが進んでおり、また人口が増加していることから食料不足に陥る可能性が高いことから、エッセンシャルな技術であることは間違いない。

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1月22日の日経新聞の記事によると、北海道岩見沢市では、トラクターが大豆畑の農場を走るが、運転席の男性はハンドルに触れていないという。トラクターは自動に動くように設定されているためだ。遠隔監視も行われているクボタ社の自動運転の実験。このアグリロボトラクタで作業をすると、作業時間を30%短縮できるという。

実際に実演のトラクターの作業の映像も多数投稿されている。https://www.youtube.com/watch?v=FgI7PnR7vGo

無人で公道を走れないという法的規制もあるが、将来の規制緩和を見据えて、着実に実験が積み重ねられているという。

農業をするとなると、土地も広いし、大変な作業だと思う。手作業だけだ制限も多い。国内農家の平均年齢は70歳。デジタル農業の実現が必須となる今日だ。

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