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シンガポール渡航~家探し編~

はじめに

2022年9月にシンガポールに移住しました。2年間、国立シンガポール大学のDuke-NUS medical schoolのHealth Services and Systems Researchというところで博士研究員として研究に従事します(研究留学)。

ここではシンガポールに渡航し生活をセットアップするまでのことについて書こうと思います。

特に
・家を決める、引っ越し
・銀行や保険
・子供のこと、家族が妊娠している場合

などについて備忘録と次に同じような経験をする人の参考にと思って幾つかの記事を書きたいと思います。

*多少、個人情報を含んだ内容で、広く公開するのは憚らられるところもあるので、閲覧を制限する意味で記事によっては一部有料にしたいと思います。ご理解いただけましたら幸いです。

長くなるので分割してこの記事では「家探し、引越し」までの経過について書きます。(2022年9月の経験なので経過と共に変わる可能性あり)

住居を決める

まず一番初めに住居を決めなければなりません。会社から与えられる場合などもあるかと思いますが、私の場合、個人の研究者で会社としてバックアップがあるわけではないので、自分で探す必要がありました。
コロナによる時代の変化で、シンガポールの不動産事情(値段の相場や状況)は大きく変化しているようでした。これから探す人の参考になればと思います。

シンガポールにはHDBとコンドミニアム(通称:コンド)というタイプの住居があります。HDBは原則、国民しか居住できないようです(一部HDBも賃貸にでているようですが)。なので、基本的にはコンドミニアムに居住することになります。コンドミニアムはセキュリティーがしっかりしていて、プールとジムが原則ついています。大きな今度の場合はテニスコートや駐車場もあります。

昨今の円安とシンガポールの不動産価値の上昇によって、住居を決めるのはかなり悩ましいものでした。特にコロナによる制限が撤廃され、多くの駐在員がシンガポールに引っ越してきて家賃が高騰しているようでした。コロナ前は月額30-35万円くらいで家賃を想定していましたが、2022年の9月の段階で家族四人で住むのに、「月額家賃45万円以下のコンドミニアムはない」というのが実情でした。

住居を決めるまでのステップについて書きます。

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