焙煎ブートキャンプ
こんにちは、ようへいです。
札幌の週末2日間は快晴です。
秋晴れですね。
そういえば、最近の札幌、朝晩は冷え込むようになってきてガクブルです。
さてこの週末。
ちょうど予定も無かったので、2日続けてコーヒーの焙煎をやりました。
これまで週末は予定詰め詰めだったので、焙煎は久しぶりだったのでワクワクです。
焙煎する豆は、いつもお馴染みのキリマンジャロです。
強い酸味とコクがあり、苦味が少なく、雑味のないあっさりとした味が特徴のキリマンジャロです。
Day1:2024/9/7
今日はバルコニーで焙煎。
道具はいつもの道具です。
アルコールバーナー(トランギア)
燃料用アルコール
ザル
生豆(キリマンジャロ 50gくらい)
うちわ
ロングノズルライター
ではでは、早速焙煎です。
キリマンジャロの酸味を楽しむためには、ねらい目の焙煎度は中煎りです。
フライ返しする要領で、何度もザルを振っていきます。
豆は重いのでザルに戻りますが、薄皮は軽いので宙に舞っていきます。
宙を舞えなかったザルに残った薄皮は、火に炙られて燃えて無くなります。こうすることで、煎り上がったタイミングで薄皮の混入がかなり少なくなります。
トランギアのアルコールバーナーは今回で2回目の使用です。
トランギアの火力、超絶良いですね。
100均のものと比べると段違いに良いです。
焙煎開始後9分で小気味よく弾ける1ハゼが起き、そこから数分でより小さく、より細かく弾ける2ハゼが起きました。
これこれ、この音ーーー!!!
このハゼる音にうっとりしていたら。
はい、結果はこの通り。
極深煎りになりました。笑
1ハゼが終わったころに煎り上げるべきでしたが、ハゼる音が気持ちよすぎて止められませんでした・・・・。
油分が出て黒光りして見た目は良いのですが、キリマンジャロではこれはやりすぎです。
飲んでみましたが、あまり良くない。
酸味が失われ、パンチのない苦みが強いですね。
カフェオレにして飲むのがよさそうです。
Day2:2024/9/8
ハゼる音は9/7に十分堪能しました。
今日は、ハゼる音に魅了されない強い心を持って焼きます。
道具は前日と変わらず。
生豆の量はもはや適当です。
奥さんと何回か飲める分だけ焼きます。
ざっくり、75~100gの量かな、と。
焼く前のハンドピック。
変色、変形、虫食い、貝殻豆を取り除きました。
写真にもある、ちょいちょい登場してるLOGOSのテーブル。
小さいですが、結構使い勝手が良いんです。
小さいので場所取らないし、収納、持ち運びも便利。
1人で使う分にはベストサイズで、1人分の皿と飲み物は十分置けるし、ちょい使いとしてお酒やおつまみが置けたり。
焙煎だと作業台にもなります。
なかなか優秀です。
まずは水分を飛ばしてから、焙煎していきます。
最初の3分は水分を飛ばし、その後約9分で1ハゼ。
1ハゼが終わったタイミングで煎り上げ。
焙煎時間は15分でした。
これ以上焙煎が進まないようにうちわであおいで冷ましました。
狙い通りの中煎りで、良い焼き加減です。
バーナーをトランギアに変えてから、焙煎時間がぐっと減りました。
アルコールの消費が抑えられて良いですね。
燃費良いです。
真鍮なので、1年後には使用感がもっと出てると思います。
焼いた直後ではありますが、せっかくなので最高の鮮度のうちに飲んでみたく。
苦みを抑えるために中挽きです。
お湯を注ぐとブクブクと細かい泡が出てきました。
炭酸ガスが放出されている状態です。
これが風味が落ちると言われている原因なので、ガスが抜け切った焙煎1週間後が飲み頃なんだそうです。
お湯が落ち切ると、溶岩ドームのように粉が膨らんでいます。
炭酸ガスが放出され、粉が外側に押し出されて形成されました。
焙煎直後で落としたコーヒー特有の現象です。
炭酸ガスの放出を待つため、1分程蒸らしてから、ゆっくりとお湯を注ぎました。
お陰様で美味しいコーヒーを飲むことができ、良い週末になりました。
美味しいコーヒーを焼くためには
豆の風味を活かすために、オススメの焙煎度を守る
焼く前に、狙った焙煎度の焼き色を頭に入れる
ハゼる音に魅了されるのは良いが、それが原因で煎り上げのタイミングを逃してはならない
ワクワクと楽しみを持って豆を焼く
さいごに
最後に、この後、娘ちゃんと札幌が誇る藻岩山展望台にデートしてきました。
良い景色をお楽しみください。
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