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'22南ア記 Day3 つばめよつばめ

朝5時ごろに目が覚める。日本はすで昼の時間。
鳥の声を聴きながら、各所から飛んできているメッセージを打ち返し打ち返し、また新しい一日がスタート。

午前中は日本の種メーカーの南アフリカオフィスを訪問。広大な土地と研究施設を見学させてもらった。空にはツバメが舞っていた。

またメーカーと共に地域の小規模農家への技術指導やテクノロジーを活用した新たな農業の可能性を模索している起業家も登場。
南アの農業は日本よりもはるかに広大な土地で行われる(ほとんどが白人資本)。人力ではどうしても手入れが行き届かず効率が良くない。ドローンや人工衛星の画像解析で、水や肥料の適切な量、タイミングがわかる仕組みを構築できれば、より収穫量はあがるという話。
同じ土地、灌漑設備でも種の質によって得られる作物の質、量共に大きく異る。種のコストはかかるが、その後の収穫量をみると十分ペイする。
種に今まで気を配ったことなかったけれどこれはなかなか面白いテーマ。

メーカーの広大な敷地

午後は本体とは別行動で、プレトリア大学でバイオ炭の研究をしている研究者たちと意見交換。
南アの農村地域にある様々なバイオマスとくに農業残渣をエネルギーとして有効活用できるとかなりよい。年々あがる光熱費が人々の生活を圧迫している。彼らは物性系の研究者だったので今のアイデアにぴったりハマるというわけではなかったけれど、現地生活者目線で様々な意見をいただけた。
研究施設もみせてもらい、もと工学部としてはわくわく。

ラボを訪問。

昼を食べそこねたので、大学の売店で「Jumbo Pie & Small Chips」を購入。小さなパイと山盛りのポテトが出てきた。なんでやねん。
食べきれずごめんなさい。

ジャンボパイとスモールチップス

もっと色々書きたいけれど、時間切れ。
明日も続く。

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