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'22南ア記 Day4 ランドリーはいずこ

南ア滞在、早くも折り返し。
日々インプットが多く、また疲れも溜まってきてnoteに向かう時間が取れなくなってきた・・けれど、とりあえず10分で書けることだけ書き付けておく。

今日も午前中は本体と別行動のため、ややゆっくり出発。
溜まった仕事を片付けてスッキリ。
ランドリーも依頼。午後には出来上がるとのこと。この好天なので洗濯物はぱりっと気持ちよく乾くだろう。

JICA南アオフィスを訪問。企画調査員の方にご挨拶。
Froncoisも合流し、顔つなぎ。

ランチから本体に合流。

Lunch Time

南アでSME投資やコンサルティングをやっているJoviとその投資先によるプレゼンとディスカッション。台湾ルーツのJovi、農業からTech領域まで幅広く投資。アパルトヘイト下の南アに有色人種として移住してきたJoviは南アでどう生きてきたのか、気になるところ。

Jovi

南アの巨大資本による大規模農業法人に対して、小規模農家はいかに立ち回るのか?
Paul曰く、この国の農業はTwo Universeがある。
一つは大規模農業法人が行うもので、大手スーパーなどを通して国内中所得者以上に流通し、グローバル輸出も盛ん。
他方は小規模農家がターゲットにしているInformal Sector。低所得者の住むタウンシップを中心に各コミュニティのSpaza Shops(いわゆるパパママショップ)で人々の手に渡っていく。トラック(南アの俗語でBakkies)で商いをするのでBakkies Tradersと言われる。Informal Sectorは南ア国内だけでなく近隣諸国にも伸びている。統計には現れないが、規模は大きいとPaul。
小規模農家のもう一つの勝ち筋はオーガニック野菜の栽培。大規模農家は大規模故に農薬などを使わざるを得ないが、小規模農家であれば有機栽培が可能。高付加価値作物として販売できる。

電気事情について。とにかくコスト高はかなり響く。
ソーラーパネルの導入で自家発電できればいいが、導入コストが高すぎて普及は現実的ではない。金融機関も補助商品を出しているが、それでも広がらない。近々大規模なパネルの製造工場ができるという話もあり、国内での流通が広がれば状況は変わるかもしれないが、政府発表について南アメンバーたちはかなり懐疑的。電力を電力会社に売るスキームもできているが、買取価格が小さく経済性がない。
自治体もEscom(電力会社)への依存から脱却したい。Escomが自治体に電力を供給し、自治体が地域に電力供給。Escom Empireだねって言おうと思ったけどやめた。地方では持ち運び可能な充電器のレンタル事業がある。

一旦、ホテルに戻り、ランドリーを受け取りに行くも、「ごめん出し忘れてた」ということで洗濯物は明日へ。もう替えがないので明日には頼みます。
部屋の掃除も忘れられてた。
まあ、そんな日もあるでしょう。サンキューアフリカ。

夜は日本メンバーでラム肉とワイン。良き夜でした。

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