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三つ子の魂百まで

幼い頃テレビを見ては「この音嫌い」公園へ行っては「この色嫌い」とにかく嫌いを連発していた。ある時母が私を見ずにポツリ呟いた「お母さん、よはくちゃんの好きなもの知りたいなぁ」私は何も答えなかった。それからいつの間にか使う言葉は「苦手」と「好き」に変わった。 お母さんありがとう。

余談
ピーマン食べられなくて、母がお昼のチャーハンに米粒より細かく刻んだピーマンを入れた。台所の片付けをしている母の背中。私は真剣にスプーンでお米とピーマンをより分けていた。そうしたら母の笑い転げる声でハッと気付いた。私も楽しくなってせっせとピーマンをより分けた。


2023年4月27日(木) Twitterより

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