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エアプランツの花が咲いた、5年ぶりだよ。

エアプランツの花が咲いた。

我が家に来て10年は経つだろう。これまでに、一度だけ花が咲いたことがある。

突然、葉が赤くなってきて、何やらニョキニョキと細長い紫色のモノが伸びてきたのだ。とってもびっくりした。

「細長い紫色のモノ」は、まるで「はじかみ」のようだった。

その紫色のモノは、およそ7センチはあったと思う。その後、子株ができて分離して、わが家のエアプランツは3つになった。

あれは、いつだったんだろう。
スマホの写真をひたすら探す。

あったあった。

2019年6月8日に撮影した写真をみつけた。

2019年に咲いたエアプランツのお花
まっすぐ伸びた部分が「はじかみ」にみえませんか?


あれから5年たって、久しぶりに花が咲いた。

本記事では、エアプランツの花の観察日記と、2019年に咲いたときの花との違い、iPhoneの「画像を調べる」機能から調べたことをまとめました。




エアプランツのお花


奇跡は突然やってきた


2019年に咲いたときは、とってもびっくりした。でもそれ以来、花が咲くことはなかった。あれは奇跡だったんだなあとずっと思っていた。

ところが、2024年の5月に奇跡がおきた。

わが家のエアプランツは、トイレの窓辺に飾っている。トイレに入るたびにエアプランツが目に入るわけだが、5月のある朝のこと。

(ん?赤くない?)
(これはもしかして……?)



2024年5月28日(火)

葉が少し赤くなるとともに、中央部分に紫色のモノがあらわれ始める。

少し赤くなっていて、中央に紫色のものが少しみえる


2024年6月1日(土)

赤くなり始めたことに気づいてから4日目のこと。前日までは5月28日の写真のサイズだったのに、突然急成長したことにおどろく。

紫色のモノが2,3センチほどの長さになった


2024年6月2日(日)

次の日には、細長い糸状のものが数本伸びていた。細長い糸の先は黄色い花粉がついていた。まあかわいらしいこと。

垂れ下がっている様子がキレイ


2024年6月3日(月)

全体的にさらにのびる。撮影のために本棚の上においたが、垂れ下がっている部分が下にくっついてしまった。

くっついちゃうね

いつもの定位置に戻す。少し段差のあるところにおいたほうがよさそうだ。

びよ〜んと、結構のびたね


2024年6月5日(水)

成長は止まってしまった模様。むしろ、よれよれしてきた。早くも終わりなのか?なにか手入れがまずかったのかもしれない。

細長く伸びていた部分がちぢれている…


2024年6月10日(月)

5日間のあいだに、しゅんとすぼんでしまった。葉の赤みもおさまってしまい、お花は終わってしまったようだ。

今回も、小さな子株ができていてほろっと取れた。

赤ちゃん誕生👶



2019年と2024年のお花の違い


(左)2019年6月に咲いた花
(右)2024年6月に咲いた花

あれ?2024年は伸びが足りなかったのか?
形状がそもそも異なるようにも見える。

「はじかみ」のように長かった2019年の花に比べて、2024年はうんと短い。開花時期も短かったような気がする。

「気がする」というのは、2019年は何日間咲いていていたのか、正確な記録や記憶がない……。


iPhoneの「画像を調べる」機能をつかう


i✨マークがお知らせ


iPhoneの「画像を調べる」機能がとても便利だ。この機能は、iOS 15以降で利用できる。

写真の下にある「i」 アイコンに、がついていると、画像認識が行われていることを表している。

さらに、ペットや動物には肉球のアイコン植物や花には木の葉のアイコンが表示される。

エアプランツの写真もこんなふうに、✨に葉っぱマークもついていた。

葉っぱに✨マークがついている

葉っぱマークをタップすると、画像認識した結果が表示される。
画像の輪郭がキラキラとひかり、何やら処理をしている様子がうかがえる。

葉っぱマークのところに、画像認識された結果が表示される。
「チランジア・イオナンタ」と判明

つづいて、「調べる」をタップすると、Webでの検索結果が下に表示される。

このお花だ、同じだ!


チランジア・イオナンタと判明

iPhoneの「画像を調べる」機能より、「チランジア・イオナンタ」であることがわかった。


チランジア


みんなの趣味の園芸より引用

チランジアの多くは、原生地では樹木の幹や岩などに着生して生育しています。根はあまり発達しておらず、葉などから水分や養分を吸収します。エアープランツとも呼ばれ、土がなくても育つ植物として、さまざまな種類が流通しています。

代表的なウスネオイデス(Tillandsia usneoides)は、葉は線状で灰白色、葉を重ね合うように垂れ下がって生育し、サルオガセに似ているところからサルオガセモドキとも呼ばれています。鉢植えでよく見られるのはキアネア(T.cyanea)という種類で、タチハナアナナスとも呼ばれ、線状三角形の葉が重なり合い、中心部から赤桃色で長卵形の花苞を伸ばして紫色の花を次々と咲かせます。

そのほか、植物体のみをポリ袋に入れたり、コルク材などにつけたりして販売されている種類がたくさんあります。なかでも、小型で銀緑色の葉が開花期になると赤色に変わるイオナンタ(T.ionantha)葉が緑色から銀緑色で桃色の花苞をつけるストリクタ(T.stricta)中型で基部がふくらみ、葉が灰緑色のストレプトフィラ(T.streptophylla)中型から大型で葉が灰緑色のキセログラフィカ(T.xerographica)などがよく流通しています。

みんなの趣味の園芸より引用

ネットで調べてみると、チランジアにはさまざまな種類があり、さまざまな形状のお花が咲くことがわかった。

わが家のエアプランツは、開花期に赤色に変わる「チランジア・イオナンタ」にあたる。2019年に咲いた花と同じような写真はいくつか見つけた。今年咲いた花は、やはり伸びが良くなかったのかな?

また、5年後に咲くのだろうか。
毎年咲かせることも可能だと書かれているサイトもあった。

条件がそろえば花が咲くという。いつ花が咲くかわからないというのは、なんだかワクワクする。

いつか可愛らしいお花にまた出会えるように、末永く愛でて育てたい



最後までお読みいただきありがとうございました。