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小さな町から大いなる探求:教養の旅

「君は何も知らないんだな~。教養をつけなきゃダメだよ」。新進気鋭の学者として赴任したてのドイツ語のT先生に言われた言葉を今もよく覚えている。かれこれ35年ほど前のことである。「Tの頭の抽斗のなかには何でも入っている」と評されたこともあるこの先生は専門分野に限らず確かに物事を良く知っていた。

筆者はしかし、友人たちに比べても知識が少なかった。その中の1人からは黒澤明の作品を1本も観たことがないと話したところ呆れられた。また、日本史を専攻する別の友人が「下部構造を理解しないと歴史は理解できない」としきりに語るのを聞いて「歴史学は総合的な学問だから株式の構造も分からないといけないのか~」と思っていた。うそのような本当の話である。

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来週は、日本自動車メーカーの戦略とその行方についてつぶやきます。

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