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絵本の会

昨年から読書会を月1、多い時には3回企画している

案内文

たくさん読むほうではないし、場をまわすようなリーダーシップもない。
ごく普通に読書が好き
雑食でおすすめしてもらって読んでみることもよくある。読書会を企画したきっかけは友人と社会学の本で盛り上がったこと。
今も一緒にpublic readingを運営してもらってる彼と初めて企画した場所は勤め先のコーヒーショップ。コーヒー飲みながら本の話ができたら面白そうっていう小さな想像から始まった

知らない世界に飛び込んだり知見を広げることの有意性はやはり本から学ぶ。読書会を企画する前から、既存にはないコミュニティで喋ることを私は大事にしていて、外へ出ていくことには慣れていた。企画する際は自分も含めて皆んなが楽しめるようにしたい。
「自由に語る」が必要だなと考えた
初動から半年。振り返ると毎回学びと何とも言えぬ喜びを感じている。回を重ねながら色んなお店でコラボをさせてもらったりもして語るシチュエーションにもオリジナリティを出せてきた。
「読書会って敷居が高いでしょ…」
自分が企画しているので安心してほしい。
そこらへんの堅い部分はかなり取っ払っているので、年齢問わず参加してほしい気持ち

先日「絵本の会」を企画した。
ことば、色、絵、間
子どものためのものでもあるが、実は大人も色んなものをキャッチできるのでは。そんなことを周りに話していると、絵本会やりたい!と手を挙げた升尾珈琲さん、イトウケンチクさん(レンタルスペース)さんとで共同企画をする機会をいただけた。
通常読書会の開催までは1ヶ月ほど時間をかけているが、絵本の会はストンと打ち合わせをして1週間で告知/開催とスピードだった
ただ計画に抜かりはない。
テーマは「ピクニック」
おにぎりを一緒に作り、山へ登り、山頂でドリップコーヒーの様子を観察。春にあった音楽をかけながらみんなで絵本を読む。子どもの頃にやった楽しいことをコンテンツに入れ大人になってから再度体験してみる
始まる前から、「これ絶対楽しそうだよねー!」で一致していた。

当日4/6は晴れた。遅咲きの桜もピークであると知って、もってるなーと微笑んだころには出発予定時刻の5分が過ぎていた。遅刻だ
人数は15名。
みんなでピクニック!には最適な人数
会場に着くと皆居て、ギリギリに登校していた学生時代を思い出す。

イトウケンチクさんにて、最初の挨拶は私。
いつも緊張するこの儀式を終えてホッとしたところで、「おにぎり」をつくる授業。
Oからレクチャー
前回yohakuでサンドイッチをたくさん作ってた彼は「和」も敏感で、おにぎりに合いそうな具をいくつか用意してもらった。上手に作れない顔をしていると、真横の参加者さんに優しく教えてもらって何とか2個完成できた(チャーシューマヨネーズ、サーモンと味噌)

快晴!Let's picnic

イトウケンチクを後にして歩いて愛石山へ登る。山と言っても階段を数十段登るとたどり着く丘のような場所で花見に来ていたファミリーがテントを敷いて春を楽しんでいた
私たちもいったんそこで休憩時間を取ろう。
近くにある屋台でかき氷や唐揚げを買ってきたり、ギターを弾いたり、昼寝をしたり。

山頂ブレンドを淹れる升尾珈琲さん
桜景色を眺めるイトウさん。

いいぞ。みんな自由だ。絵本会では、あらかじめ参加者さんから持ち寄っていただくようアナウンスしていた。
春の音楽を聴きながら、途中鳥の鳴き声も入ったりしてきて絵本を読む、というより感じる

5感がもう鋭くなっている私たちは、絵本の感想を共有するときには自然に頷いて微笑んでいた。
童心に帰ったプリミティブな光景
一つのクラスみたいになっていた

そんなことで、今も絵本会の余韻が残っている
幼い頃の気持ちに戻ってみることは大切だね。

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