見出し画像

「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」のポイント

精神科医の樺沢紫苑さんの「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」のポイントをまとめてみたいと思います。


本書を読む際に持つとよい意識

人生を変えたければ時間術を変える
1日は24時間しかないので、「それをどのように使うのか」で人生が決まる。時間術を制するものが、人生を制し、仕事で成功し、幸せな家庭を築くことができる。
集中力を高め、仕事効率をアップし、自分の自由時間を創り出す。その時間を自己投資のために使い、自己成長しながら、さらの時間を生み出していく。

P6~P7

まず、この概念を理解し、では、どうすれば自分が使える自由な時間を創れるのだろう?というマインドになってから他の部分を読むとより得られるものが多くなると思います。

集中力の高い時間に、集中力の必要な仕事をする

本書のポイントを1つあげる、となったらこちらかと思います。

集中力はコントロールできない、この時間に集中して取り組もう、と思っててもそう思った通りにいかない。人間の体はそうできているようです。
(メンタルトレーニングを受け集中力の維持する練習を受けているプロのスポーツ選手でさえ集中力が切れることがあるので、そうでない一般人がそれをするのは至難の業)

そのため、すべきことは自分の集中力の高い時間はいつかを知って、そこで集中力の必要な仕事をすること

・起床後の2~3時間
・休憩した直後
・終業間際の時間帯
・締め切りの前日

あたりが集中力の高い時間と本書ではあります。個人的には圧倒的に「起床後の2~3時間」が集中力が高いと感じます(次が締め切り前、締め切り当日の朝なんてフルパワー)。

数年前から朝の時間にその日の重要な仕事をこなすようになってから全体の仕事効率も変わった気がします。

一般的な人間の体の構造的にも朝集中力が高くなる人は多いと思いますが、もしかしたら夕方、夜に高まる人もいるかもしれません。大事なのは自分の集中力の高い時間はいつかを知って、そこで集中力の必要な仕事をすることですので、

・いつが自分の集中力が高いときなのか
・そこに集中力の必要な仕事(もしくは人生において大事なこと)を充てられてるか

を確認、実践するのがいいのではと思います。

その他の気づき、読書メモ

朝:副交感神経から交感神経に切り替える朝シャワー

朝は夜の神経である副交感神経から昼の神経である交感神経に切り替わるタイミングで、朝ボーっとしているのは副交感神経が優位の状態であるため。交感神経は体温、心拍数が上がった状態のため、これを切り替えるためにはシャワーを浴びて体温、心拍数を上げると効率よく切り替えることができる

⇒時間に余裕があれば朝軽く散歩、ジョギングをしてシャワーを浴びれると最高かもしれません。自分はまず朝仕事をしてその後運動→シャワーという流れが多いです。

朝:朝日を浴びてセロトニンを出す

朝、朝日を浴びると目が覚める、とよく聞くと思いますが、それは朝日を浴びることによりセロトニンという脳内物質が活発になるため。
セロトニンが分泌されると「頑張るぞ」という気持ちになり、セロトニンが下がると気分が憂鬱になるそうで、朝、何もしたくない、布団から出たくない、というのはセロトニンが下がってるためだそうです。
そのため、朝、セロトニンを活発化させるために朝日を浴びるのが大事。

⇒日の出が早い時期はいいけど、冬とか朝起きて朝日がまだ出てない時期は動き出しが鈍い気がします。。

昼:外食ランチでセロトニンを出す

朝活発化したセロトニンもずっとデスクワークが続くと低下します。
そこで外食ランチで再びセロトニンを活発化することにより集中力リセットし、午後1番の時間も頑張ることができます。
ポイントは日光の下、一定の距離を歩き、よく噛んで食べる、の3点。
この「日光」「運動」「咀嚼」の3セットが大事だそうで、これが備わってれば必ず外食をしなくても少し離れたコンビニに買いに行ってデスクで食べる、でもOK。

⇒このあと少しの時間でもいいので仮眠も取れればベスト。自分はこの3セットより仮眠を優先してとるようにしてます。

夜:クールダウンし交感神経⇒副交感神経に

昼の交感神経の役目が終わり、夜の副交感神経にバトンタッチするために寝る前2時間にやった方がいいこと、やらない方がいいこと。

やった方がいいこと
・ゆったりとした時間、リラックスした時間をもつ
・読書
・熱すぎないお風呂 等

やらない方がいいこと
・食事、飲酒
・激しい運動
・スマホ、パソコン、テレビ

⇒やらない方がいいことばっかりしてる。。気を付けないと。


気になった方はぜひご覧になってみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?