心の持ちようを変えるために必要な訓練
今日PCを起動して、ブラウザを開くと「職場の苦手の人で心を消耗しないためにはどうすれば良いか」という内容の記事が出てきました。
誰だって苦手なタイプの人っていると思いますが、私にもいます。
気になったのでリンクを開いてみると、ネガティブな気持ちもポジティブな気持ちも自分の心が作り出したものだから、気にせず無関心でいれば良いと書かれていました。
これが簡単にできれば誰も苦労しませんね。
なぜなら、たとえ頭で気にしないでいようと思ったとしても、その苦手な人の姿を見たり、声を聞いたり、実際にいなくても頭で考えるだけで、嫌な気持ちに自動的になってしまうからです。
この自動的な反応は、脳と神経の反応がパターン化してしまう心の働きの一つで、条件付けと言われます。
ある特定の人を見るだけで、嫌な気持ちになる・・これはこの条件づけと言う心の働きによってパターン化された反応なので、頭で気にしないでおこうと思ってもうまくいきません。
でも実は、無関心でいる対象を変えれば出来るようになります。
無関心でいる対象、それは自分の心の働きの方です。
ヨーガスートラには無執着という言葉で説明されています。
この時に必要なのが、自分のことを俯瞰する意識で、何があっても冷静に観察する意識を保つことが必要です。
前回のブログで紹介した紐を使ったヨーガがより実用的なのは、目を瞑って座っているときだけではなく、体を動かしている時でも俯瞰の意識を保っていられるように取り組む点です。
俯瞰の意識=魂の意識です。
条件づけを解除の方向に持っていくには、魂の意識に観させて、なぜこういう反応をしているのか知的に考えるようにする必要があります。
その第一歩となる紐のヨーガ、あなたもやってみませんか?
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