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アドバイスの選択肢を増やす方法②

シンプルイズザベストをモットーにヨガインストラクターを育ててきたヨガトレーナー、UMIです。
『わかる・動ける』をテーマにレッスンスキルアップ方法をご紹介します。
インストラクターになりたての方やレッスンをしていてもリピーターが増えない方!

必見です!



聴き流したい方はこちらから↓
stand.fm
実際にインストラクションしているので、
分かりやすいですよ。


今回のテーマは予告していたものと変わりまして、『アドバイスの選択肢を増やす方法②』

サブテーマを持って自分の練習をする


自分の練習やレッスンにサブテーマをつける

ヨガのプラクティスをする時間やレッスンの動きを確認する際にやるのがおすすめ。
その時のサブテーマや集中対象を一つ決めて、その観察を繰り返します。

例えば、同じビギナーヨガを練習するとしても、
「股関節の動き」に着目したり、
「呼吸の仕方」を観察すると、
全く違う発見をすることができます。

その際にただ自分の動きを観察してもいいし、
テーマをもうけて、こういう呼吸法でやると決めてもいいでしょう。
それを考えるといくらでも発見することができます。


レッスンで伝える時は

そして、サブテーマや集中対象で見つけたアドバイスを伝える時は
それに関連したアドバイスを毎回伝えて、
レッスンに統一性を持たせるか、
満遍なく散りばめることで全身の発見を広げるかどちらかになります。

それについて詳しく説明しますね。

①レッスンに統一性を持たせる
この場合は、例えば「呼吸」に着目したのであれば
毎回のポーズで呼吸のアドバイスを入れるということです。
また、オープニングやクロージングで呼吸のことについて
触れておくのもいいですね。
オープニングでは「こんな呼吸してみよう」と提示して、
クロージングでは「効果・体感・日常での活かし方」を伝える、
これによって生徒さんはいつものビギナーヨガが今回は呼吸ヨガだったなと新しい発見を得ることができます。


②満遍なく散りばめる
この場合は、同じプラクティスやレッスンをいろんなパターンのテーマや集中対象を決めて、
練習しておく必要があります。
その中で増えた選択肢の中、ポーズにとって重要なアドバイスをある程度決めておく、
または生徒さんのレベルに合わせてそれを選ぶというスタイルです。
幅広い層に対応がきき、臨機応変にレッスンの内容を深めたり、ビギナー向けにしたりすることができます。
その分、自分の練習が必要ですね。

この二つの中で、比較的簡単で時間がかからないのは①だと思います。
ただ、本当にヨガ初心者の方がいる場合はある程度のポーズの形やコツが伝えられないとそもそも、
集中対象やテーマに行き着けません。
それを念頭に置いた上で、ポーズ自体のコツを伝えつつ、選んだテーマのアドバイスも伝えましょう。
なので、簡単とはいえども、ポーズの取り方のコツを理解できる程度には自分の練習を積んでおきましょうね。

ビギナーさんが多い場合は毎回のポーズにアドバイスをいれるというのが難しくなる可能性もあります。
その場合はテーマ性のアドバイスを伝える回数が減ってもいいでしょう。
あくまでも、私たちが伝えるアドバイスが多くなりすぎないように注意が必要です。


まとめ

・サブテーマを持ち、自分の練習をする
・ポーズに重要なアドバイスをピックアップしたり、
同じテーマのアドバイスを伝えてみる


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次回は「言葉の選び方の注意点」です!お楽しみに〜

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