肩こり解消「やさしく緩める」　　　　筋膜リリース

肩こりをなかなか解消できない人のために、自分でできる筋膜リリースをご紹介します。肩の動きが楽になり腕が上がりやすくなるので、リラックスしながらやってみてくださいね。

長時間のデスクワークや、日常生活でスマホを見ることが多いと、肩こりの原因となる筋肉疲労や血行不良が起こります。

私はひどい肩こりで悩んでいました。肩や首がガチガチに固まって、目がかすみ、背中や肩甲骨のあたりまで痛くなり湿布を張っていました。パソコン作業ができないぐらいに酷くなり、睡眠の質も悪く疲れがとれませんでした。

肩こりがある人は、病気などの別な原因がない場合、首や肩の筋肉に負担がかかるような姿勢をしています。長時間、同じ姿勢のままでいると、体の同じ部分に力をいれっぱなしになって筋肉が緊張したままになります。

また、精神的に緊張することでも筋肉は硬くなるためストレスの多い環境も肩こりを悪化させます。

筋肉が緊張して硬くなったままだと「コリ」として残ってしまい、湿布や痛み止めを使って一時的に楽になったと感じても、根本原因である筋肉の緊張をとることができず、ますます肩こりが辛くなっていきます。

ガチガチな肩こりの場合は、まず肩周りの筋膜や筋肉をほぐしていきます。また、日常での体の使い方を意識的に変えることで、肩こりを予防することができます。

呼吸に合わせて筋膜をやさしく刺激していく

体を作る全てのパーツは膜状の薄い組織で覆われており、「ファッシア」とも呼ばれ、筋肉を包んでいるのが筋膜です。