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”思いこみ”に気がつくと世界が広がる

こんにちは!Yoga peace~心を潤すヨガ~
ヨガインストラクターの宮谷千夏です。

先日、私は何年も”思いこんでいたこと”に気がつくことがありました。
私には子どもが3人いて、一緒によく図書館に行くのですが、第1子が生まれてから約9年間、一度に借りられる10冊はすべて子どものための本を借りてきました。この9年、自分のための、自分が読みたい本を一度も図書館で借りてこなかったことに気がつきました。

先日、たまたま読みたいなぁって思っていた本があった時に返却日が重なり、ふと、「私の読みたい本も探してみようかな?」って思ったんです。そしてどんどん、読みたい本が溢れだし、結局10冊中、7冊自分のための本を借りました。一度自分にOKだしたら勢いがすごかったです。笑

その、自分が読みたい本を探している時間とか、みつけた時とか、スキマ時間に読書している時間とか。すべてが楽しい!って感じました。

どうして今まで、子どもの本ばかり借りることがあたりまえだったんだろうと感じるくらいに。

私、元々本を読むことはわりと好きなほうで、仕事が忙しい時にこそ、読書をして癒されたりしていました。

それが、母親になったとたん、子どもたちに読ませたい、子どもたちに読んであげたいっていう気持ちがドドーンと第一優先に成り上がり、それが普通となっていました。
子どもは本が面白いとけらけら笑ってくれるし、本から学ぶことがたくさんある!って感じられるからまた借りに行く。その繰り返し。そこに”自分”を入れ込むスキマがなかった。気がつくことができなかったな、と。

女性はライフステージの変化によって、その都度変化していくたくさんの役割を同時にこなしていく、マルチタスカ―だと本で読んだことがあります。
仕事、家事、育児、介護などを同時にこなしている方が多いかと思います。
もちろん、男性でも。

私も出産をしてからというもの、頭の中がパンクしそうになったことが何度もあります。そんな時にある程度、物事にルーティンというか決めごとみたいなことがあると少しこなしやすくなったりします。
”図書館に子どもの本を借りに行く日”みたいに自分で決めてしまっていたように。
それが段々と”〇〇すべき”になってくると苦しく、時に”自分”を置いてけぼりにしてしまうこともありますが。

他人からしたら、え?そんなこと?といわれるような小さなことかもしれませんが、自分にとっては大きな気づきだったということもあります。

自分のための本を子どもたちのための本よりも優先して借りられたことで、少しだけ”自分”を取り戻せたような、そんな気がしました。

借りた本の中に素敵な言葉を発見してさらに嬉しくなったのでシェアします!

◆息子よ。
誰かの無頓着な言葉で傷つくことがあるよね。そのとき、自分が欲しかった少しの優しさを、次の誰かにあげたらいいんだよ。励まされたかったと感じたなら、傷ついている誰かを励ましたらいいんだよ。それを思いやりといいます。思いやりは、いつか君に返ってくるよ。
『立ち直る力』著:辻仁成

小さな気づきが豊かな時間と素敵な言葉に出会わせてくれた!
happy♡

今日もよい一日を。

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